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湿潤養生とは?1分でわかる意味、コンクリートとの関係、期間、やり方とシート

湿潤養生(しつじゅんようじょう)とは、コンクリートを湿潤状態に保ち、有害な影響を受けないよう保護することです。湿潤状態とは、簡単にいうと「水分で湿った状態」です。コンクリートの養生は、水分を十分に与えることで成長します。何だか植物みたいですね。今回は、湿潤養生の意味、コンクリートの関係、期間、湿潤養生のやり方とシートの関係について説明します。コンクリートの養生の意味、養生期間は下記が参考になります。

コンクリートの養生とは?1分でわかる意味、養生日数、温度、湿潤養生

湿潤養生とは?

湿潤養生(しつじゅんようじょう)とは、コンクリートを湿潤状態に保ち、有害な影響を受けないよう保護することです。湿潤状態とは、水分で湿った状態をいいます。


コンクリートは、セメント、水、骨材を混ぜてつくる材料です。セメントと水が反応し(水和反応という)強度が発現します。下図をみてください。模式図を書きました。セメント粒子と水分があります。セメントの周りにある水が吸収されると、周辺に水が無くなる状況が起きます。

湿潤養生とコンクリート

コンクリートは水とセメントを混ぜるので、そのままでも水和反応は起きます。ただし、前述したように、湿潤養生を行わないと水和反応が十分に促進されません。


実際に、湿潤養生の必要性は広く知られています。研究結果でも、湿潤養生の期間を長くするほど、コンクリートの強度が高いという研究結果があります。


また、建築基準法では下記の文言で、コンクリートの養生が規定されています。

コンクリート打込み中及び打込み後5日間は、コンクリートの温度が2度を下らないようにし、かつ、乾燥、振動などによってコンクリートの凝結及び硬化が妨げられないように養生しなければならない。


乾燥が凝結や硬化を妨げる、と書いてある通りコンクリートの湿潤養生は必須です。


なお、コンクリート表面が固まるまでに散水を行うと品質を低下させるので(表面が荒れる)、ある程度硬化した後に養生します。

湿潤養生の期間

湿潤養生の期間を下記に示します。※下記は建築基準法及び、公共工事標準仕様書より。


・普通ポルトランドセメント(混合セメントA種) ⇒ 5日間

・早強ポルトランドセメント ⇒ 3日間

・中庸熱ポルトランドセメント ⇒ 7日間


JASS5の湿潤養生の期間を下図に示します。

計画共用期間に応じた養生期間

詳細は下記も参考になります。

コンクリートの養生とは?1分でわかる意味、養生日数、温度、湿潤養生

湿潤養生のやり方、シート

湿潤養生のやり方はいくつかあります。下記に示します。


型枠の散水 ⇒ 木型枠に散水し乾燥を防ぐ方法

水密シートによる被膜 ⇒ 水密性の高い(水を漏らさない)シートで、コンクリートの水分蒸発を防ぐ方法

散水 ⇒ ホースを使って水を撒いたり、スプリンクラーによる自動散水などがある

噴霧 ⇒ スプレーなどで水を霧状に噴射する養生方法


上記以外にも湿潤方法の方法はあります。温度、施工条件により、適切な湿潤養生のやり方を選びましょう。

まとめ

今回は湿潤養生について説明しました。意味が理解頂けたと思います。湿潤養生は、コンクリートを湿潤状態に保ち、有害な影響を受けないよう保護することです。コンクリートを湿潤状態に保つ目的は、水和反応を促進し十分に強度を発現させるためです。養生期間、コンクリートの養生の意味など、併せて勉強しましょう。下記が参考になります。

コンクリートの養生とは?1分でわかる意味、養生日数、温度、湿潤養生


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