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コンクリートの硬化時間を早めるには、硬化が早く進む(強度が早く発現する)早強ポルトランドセメントを用いること、混和材に硬化促進剤を添加する方法があります。
普通セメントによるコンクリートは、養生期間が5日以上必要です。一方、早強ポルトランドセメントを使えば3日以上の養生期間で済みます。
2日間も短縮できるということです。今回はコンクリートの硬化時間の早める方法、夏と冬の違い、硬化促進剤との関係について説明します。
コンクリートの硬化時間とは?1分でわかる意味、固まる時間、温度、歩けるまでの時間
養生期間とは?1分でわかる意味、早強、冬の対応、圧縮強度との関係
コンクリートの硬化時間を早めるには、下記の方法などがあります。
・早強ポルトランドセメントを用いる
・硬化促進剤を添加する
通常、コンクリートの硬化時間は、打設後から28日間を要します。ただ、28日後に突然コンクリートが硬化するのではなく、打設後から徐々に硬化(強度が発現)します。
硬化中のコンクリートを保護する養生期間は、普通セメントで5日間以上ですが、早強ポルトランドセメントだと3日間以上で済みます。2日間も硬化時間が早めることが可能です。
早強ポルトランドセメント、コンクリートの硬化の詳細は下記をご覧ください。
早強ポルトランドセメントとは?1分でわかる意味、読み方と記号、特徴、強度、メリット
コンクリートの硬化時間とは?1分でわかる意味、固まる時間、温度、歩けるまでの時間
下図をみてください。横軸が養生期間で縦軸が圧縮強度です(※イメージを持って頂くための概略図)。
硬化促進剤とは、名前の通り効果を促す混和材です。主に寒中コンクリート工事で、初期強度発現を促すために用います。※寒中コンクリートの詳細は下記が参考になります。
寒中コンクリートとは?1分でわかる意味、水セメント比、温度、養生方法、空気量
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コンクリートの硬化時間は夏と冬で変わります。コンクリートの温度が高いと硬化が促進され、低いとゆっくり硬化するのです。
つまり、冬は硬化が緩慢(ゆっくり)になり、夏は硬化が促進されます。
特に注意が必要なのが冬です。寒いとコンクリートの促進が遅いだけでなく凍害の原因にもなります。建築基準法ではコンクリートの温度を2℃以上に保つことが規定されています。
今回はコンクリートの硬化時間の早め方について説明しました。早強ポルトランドセメントを使うこと、硬化促進剤を用いる方法などがあります。
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