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コンクリートが硬化するまで、適切な環境に保つことを「養生」といいます
コンクリートはデリケートな材料です。特に、硬化する前のコンクリート(生コン)は、適切な温度管理、湿潤状態に保たないと、強度の発現が遅れること、ひび割れの原因になります。
今回は、コンクリートの養生の意味、養生日数、養生の温度、湿潤養生について説明します。
コンクリートが硬化するまで、適切な環境に保つことを「養生」といいます。あなたが思っているより、コンクリートはデリケートな材料です。
硬化する前は「生コン(なまこん)」と言うくらいです。ある意味、「生野菜(なまやさい)」のように適切な管理が必要です。
コンクリートは適切な温度管理、湿潤状態(水分で湿った状態)を保てないと、強度発現が遅れることや、ひび割れが起きやすくなります。
コンクリートの強度発現で最も適切な環境が、実は
です。上記の環境で養生することを、標準水中養生といいます。※下記が参考になります。
もちろん、建物は水槽に入りませんので、適切な養生が行えるよう規定があります。
なお、寒い時期に施工するコンクリート(寒中コンクリート)、暑い時期に施工するコンクリート(暑中コンクリート)で、養生方法が違います。
暑中コンクリートとは?1分でわかる意味、読み方、温度補正、打込み温度、養生方法
寒中コンクリートとは?1分でわかる意味、水セメント比、温度、養生方法、空気量
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コンクリートの養生日数と温度の関係は下記です。
早強ポルトランドセメントは、強度発現が早い分、温度を保つ日数が短いです。
※ポルトランドセメントは下記が参考になります。
ポルトランドセメントとは?1分でわかる種類、成分、使い方、特徴
コンクリートは湿潤状態にすることが基本です。※簡単に言うと、水分で湿った状態です。湿潤養生の期間は、下記です。
中庸熱ポルトランドセメントとは、水和反応速度が遅く低発熱なセメントです。発熱量の多いコンクリート(マスコンクリートなど)に使います。
※ポルトランドセメント、マスコンクリートは下記が参考になります。
ポルトランドセメントとは?1分でわかる種類、成分、使い方、特徴
つまり湿潤養生の期間は、
と考えてくださいね。下記も参考になります。
湿潤養生とは?1分でわかる意味、コンクリートとの関係、期間、やり方とシート
今回はコンクリートの養生について説明しました。コンクリートが硬化するまで、適切な環境に保つことを「養生」といいます。
コンクリートはデリケートな材料です。適切な温度や状態で管理します。
養生期間とは?1分でわかる意味、早強、冬の対応、圧縮強度との関係
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