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スパイラル筋とは、らせん状に巻いたフープ(帯筋)のことです。
普通、帯筋は主筋に1周巻き付けて135°フックを付けます。これと同等の方法として、スパイラル筋や閉鎖型の帯筋があります。
今回は、スパイラル筋の意味、重ね継手の長さ、柱との関係について説明します。
帯筋とは?1分でわかる帯筋の意味、読み方、役割、間隔、帯筋比との関係
スパイラル筋とは、らせん状に巻いた鉄筋のことです。
下図を見てください。主筋に対して、らせん状に鉄筋を巻いています。
スパイラル筋は、帯筋の1つです。柱のせん断耐力を高めることが可能です。
普通、帯筋は主筋の周りを1周巻き付けて135°フックを付けます。一方、スパイラル筋は1本の鉄筋をらせん状に巻き付けます。通常の帯筋よりも、一体性が高く拘束力があります。
また、割れ防止筋としてスパイラル筋を使うことがあります(耐震補強工事など)。
スパイラル筋は、角柱、丸柱の両方に採用できます。
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スパイラル筋は、主に帯筋(フープ)の1つです。あばら筋の利用は少ないです。帯筋は、柱のせん断補強筋です。帯筋の意味は、下記が参考になります。
帯筋とは?1分でわかる帯筋の意味、読み方、役割、間隔、帯筋比との関係
スパイラル筋の重ね継手の長さは、
50d以上300mm以上(dは鉄筋径)
です。
スパイラル筋の末端部のフック長さは下記です。
135°フック ⇒ 6d以上(dは鉄筋径)
90°フック ⇒ 12d以上
今回はスパイラル筋について説明しました。スパイラル筋は、らせん状に巻いた鉄筋のことです。帯筋の1つだと考えてください。
通常、帯筋は主筋に鉄筋を1周巻き付け、所定のピッチごとに設置します。スパイラル筋は、1本の鉄筋をらせん状に巻くので、一体性があります。
拘束力は、通常の帯筋より高いです。帯筋の意味も併せて理解しましょう。下記が参考になります。
帯筋とは?1分でわかる帯筋の意味、読み方、役割、間隔、帯筋比との関係
せん断補強筋とは?1分でわかる意味、役割、種類、フック形状、配置
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