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せん断補強筋とは?1分でわかる意味、役割、種類、フック形状、配置

せん断補強筋とは、部材に生じるせん断力に抵抗する鉄筋です。せん断補強筋の種類として、あばら筋、帯筋があります。せん断補強筋は、せん断耐力を高める役割があります。今回はせん断補強筋の意味、役割、種類、フック形状、配置方法について説明します。あばら筋、帯筋の詳細は、下記の記事が参考になります。

あばら筋とは?1分でわかる役割、間隔、表記方法、あばら筋比の計算

帯筋とは?1分でわかる帯筋の意味、読み方、役割、間隔、帯筋比との関係

せん断補強筋とは?

せん断補強筋は、せん断力に抵抗する鉄筋です。帯筋やあばら筋は、せん断補強筋の1つです。せん断補強筋を入れることで、せん断耐力を高めることが可能です。


柱や梁部材は、せん断破壊が起きないよう設計します。特に、スパンが短い部材や剛性が高く力が集まりやすい部材は、せん断補強筋を増やします。※せん断耐力は下記の記事が参考になります。

せん断耐力とは?1分でわかる意味、求め方、コンクリートの式、単位


なお、高い強度のせん断補強筋を、高強度せん断補強筋といいます。下記の記事が参考になります。

高強度せん断補強筋ってなに?1分でわかる特徴と強度

せん断補強筋の役割

せん断補強筋の役割は下記です。

せん断補強筋を沢山いれることで、せん断耐力を高くできます。せん断耐力を高くすると、せん断破壊しにくいです。※但し、ある程度せん断補強筋を入れると、それ以上耐力は増えません。


せん断耐力の意味は、下記の記事が参考になります。

せん断耐力とは?1分でわかる意味、求め方、コンクリートの式、単位


せん断力が集中する部材は、せん断補強筋を入れて対応します。

せん断補強筋の種類

せん断補強筋の種類は下記があります。


・あばら筋

・帯筋


あばら筋は、梁に配置するせん断補強筋です。帯筋は、柱に配置するせん断補強筋です。詳細は、下記の記事が参考になります。

あばら筋とは?1分でわかる役割、間隔、表記方法、あばら筋比の計算

帯筋とは?1分でわかる帯筋の意味、読み方、役割、間隔、帯筋比との関係

せん断補強筋とフック形状

せん断補強筋のフック形状は、135°が普通です。異なる形状にする場合、鉄筋コンクリート造配筋指針を参考にしてください。施工業者の中には、「認められていないせん断補強筋の形状」に変更したい、という人たちもいます。※フック形状の詳細は、下記の書籍が参考になります。

鉄筋コンクリート造配筋指針・同解説〈2010〉

せん断補強筋の配置方法

せん断補強筋は、普通、主筋を取り囲むように配置します。主筋の周りをグルッと囲んだような鉄筋です。また、せん断補強筋は一定の間隔ごとに配置します。


せん断補強筋の間隔は、100〜200ピッチ程度が一般的で、計算又は建築基準法の規定により決めます。一般的に、


梁幅350以下 D10@200

梁幅400以上 D13@200


程度で、梁幅に応じてせん断補強筋比0.2%を満足するよう間隔を決めます。詳細は、下記の記事が参考になります。

あばら筋とは?1分でわかる役割、間隔、表記方法、あばら筋比の計算

帯筋とは?1分でわかる帯筋の意味、読み方、役割、間隔、帯筋比との関係


また、外側のせん断補強筋の中に配置したせん断補強筋を、中子筋といいます。中子筋は、下記の記事が参考になります。

中子筋とは?1分でわかる意味、読み方、副帯筋との違い、柱、梁

まとめ

今回はせん断補強筋について説明しました。意味が理解頂けたと思います。せん断補強筋は、せん断力に抵抗する鉄筋です。せん断耐力を高める役割があります。柱や梁は、せん断破壊を防止する必要があります。各せん断補強筋の特徴、間隔など覚えてくださいね。下記の記事が参考になります。

あばら筋とは?1分でわかる役割、間隔、表記方法、あばら筋比の計算

帯筋とは?1分でわかる帯筋の意味、読み方、役割、間隔、帯筋比との関係

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