この記事の要点
断面性能は断面二次モーメント・断面係数・断面積などを指します。
長方形・H形鋼など断面形状ごとに計算式が異なりますが、基本形から派生させて求められます。
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断面性能(だんめんせいのう)の計算は断面形状ごとに違います。
鋼材にはh形、L形、溝形、筒状など色々な形状があります。
まずは、基本的な「長方形」の断面性能の計算を理解しましょう。
また断面性能とは「断面積、断面二次モーメント、断面係数、断面二次半径」など、断面に関する性能のことです。
断面二次モーメント、断面係数などの詳細は下記が参考になります。
断面二次半径とは?1分でわかる意味、公式、計算、座屈、断面二次モーメントとの関係
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断面性能の計算は断面形状ごとに違います。下図をみてください。特に鋼材は、h形、L形、溝形、筒形など色々な形状があります。
断面性能とは「断面積、断面二次モーメント、断面係数、断面二次半径」などの、断面に関する性能です。断面性能の良い部材を使うことで、より大きな外力に抵抗できます。断面二次モーメント、断面係数の詳細は下記をご覧ください。
断面性能は断面形状で計算式が変わります。まずは基本的な「長方形の断面性能」の求め方を理解しましょう。下記に長方形の断面二次モーメント、断面係数の公式を示します。
h形、溝形の断面性能は長方形の断面性能の計算を組み合わせて算定できます。
h鋼は鉄骨造の梁として一般的に使う鋼材です。鋼材の断面性能は「鋼材メーカー発行の鋼材表」を読めば書いてあります。
よって、構造設計の実務ではイチから断面性能を計算することは無く、鋼材表を読み取って断面性能を確認します。h鋼の断面性能を下図に示します。
【表 h鋼の断面性能】

鋼材の断面性能は鋼材表を読み取るだけですが、計算式を理解することは重要です。h鋼の断面二次モーメント、断面係数の計算は下記をご覧ください。
h形鋼断面の断面二次モーメントは?5分でわかる求め方、弱軸と強軸の違い、一覧
混同しやすい用語
断面二次モーメント(I)
断面のたわみや座屈に関する量。
単位はcm?・mm?(長さの四乗)。
断面係数(Z)
断面の曲げ強度に関する量。
Z=I/y。
単位はcm3・mm3(長さの三乗)。
断面性能を整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 断面積(A) | 断面の面積 | 単位はcm2・mm2 |
| 断面二次モーメント(I) | I=bh3/12(長方形) | たわみ・座屈に関係 |
| 断面係数(Z) | Z=bh2/6(長方形) | 曲げ強度に関係 |
今回は断面性能の計算について説明しました。断面には色々な形状があります。まずは基本的な「長方形」の断面性能の計算を勉強しましょう。特に断面二次モーメント、断面係数が大切です。下記が参考になります。
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
建築士試験では断面性能(断面二次モーメント・断面係数・断面積)を問う問題が頻出です。
長方形のI=bh3/12とZ=bh2/6の公式は必ず暗記しましょう。