この記事の要点
等分布荷重が作用する単純梁のモーメントM=wL^2/8、せん断力Q=wL/2で計算できます。
構造設計の実務でも必ず使う公式なので、是非覚えてください。
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等分布荷重が作用する単純梁のモーメントM=wL^2/8、せん断力Q=wL/2で計算できます。
構造設計の実務でも必ず使う公式なので、是非覚えてください。
今回は、等分布荷重が作用する単純梁、計算、公式、たわみ、せん断力について説明します。
等分布荷重、単純梁の意味は、下記が参考になります。
単純梁とは?1分でわかる意味、特徴と例、公式と曲げモーメント、たわみの計算
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等分布荷重が作用する単純梁を下図に示します。
構造設計の実務では、小梁、間柱、耐風梁など多くの二次部材で、上記のモデルを用いて応力を計算します。応力の求め方、公式は必ず暗記してくださいね。
例えば、下図のようにスラブを支持する鉄骨小梁があります。床荷重を6.0kN/㎡、小梁の間隔は3.0m、梁のスパンは6.0mです。曲げモーメントとせん断力を計算してください。
まず、等分布荷重は
w=6.0x3.0=18.0kN/m
です。スパンが6.0mなので曲げモーメントとせん断力は、
M=18.0x6.0x6.0x/8=81 kNm
Q=18.0x6.0/2=54.0 kN/m
です。
等分布荷重、単純梁の意味は、下記が参考になります。
単純梁とは?1分でわかる意味、特徴と例、公式と曲げモーメント、たわみの計算
等分布荷重が作用する単純梁の公式を、下記に示します。
M=wL^2/8
Q=wL/2
wは等分布荷重、Lは梁のスパンです。上記の曲げモーメントMは、構造設計の実務で「Mo(えむぜろ)」と「Qo(きゅーぜろ)」ともいいます。また、両端固定時の端部モーメントwL^2/12を「C(しー)」といいます。
構造設計の実務で、本当によく使う公式です。また、不静定ラーメン構造の解法である「固定モーメント法」にも使います。是非暗記してください。
固定法の意味は、下記が参考になります。
等分布荷重が作用する単純梁のたわみを下記に示します。
δ=5/384×wL^4/EI
δがたわみ、wが等分布荷重、Lが梁のスパン、Eがヤング係数、Iが断面二次モーメントです。梁のたわみの計算、公式は下記も参考になります。
たわみ(撓み)とは?意味・求め方・公式・単位・記号をわかりやすく解説
混同しやすい用語
ひずみ
ひずみは断面内の変形の割合で、たわみは部材全体の変位量です。
両者は関連しますが、使う式と意味が異なります。
変位
変位は構造物全体の位置変化を指し、たわみは梁などの部材が曲がる方向(鉛直)の変位です。
等分布荷重が作用する単純梁を整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 曲げモーメント | M=wL2/8 | wは等分布荷重、Lはスパン |
| せん断力 | Q=wL/2 | 両端支点の反力に等しい |
| たわみ | δ=5wL⁴/(384EI) | スパンの4乗に比例して増加 |
今回は、等分布荷重が作用する単純梁について説明しました。
応力、たわみの計算方法など理解頂けたと思います。
特に、応力、たわみの公式は必ず暗記してください。
構造力学のテストだけでなく、一級建築士試験や構造設計の実務でも必ず使います。
下記の記事も併せて勉強しましょう。
梁の反力の求め方|つり合い条件式と演習問題で計算を身につける
集中荷重が作用する単純梁の曲げモーメント・せん断力・たわみの計算法
2点集中荷重が作用する単純梁とは?1分でわかる意味、公式、たわみ、曲げモーメント
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