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三角形の断面係数はbh^2/24またはbh^2/12です。三角形の断面二次モーメントはbh^3/36です。断面係数は「断面二次モーメント÷図心軸から上端(下端)までの距離」で算定されます。三角形の場合、図心位置が底辺から1/3の位置にあるため「Z1= bh^3/36×2/3= bh^2/24、Z2= bh^3/36×/3= bh^2/12」が得られます。今回は、三角形の断面係数、導出方法について説明します。断面係数、三角形の断面二次モーメントの詳細は下記が参考になります。
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三角形の断面二次モーメントは下記の通りです。
三角形は図心軸が対称ではないため、断面係数は下図の例でいうと図心軸より上側でZ1の値、図心軸より下側でZ2の値をとります。
断面二次モーメントの詳細は下記が参考になります。
断面二次モーメントとは?1分でわかる意味、計算式、h形鋼、公式、たわみとの関係
三角形の断面係数を導出します。なお、三角形の断面二次モーメントの導出は下記をご覧ください。
三角形の断面二次モーメントは下式の通りです。
断面係数は下式より導出できます。Iは断面二次モーメント、yは図心軸から上端(下端)までの距離です。
下図をみてください。三角形の図心位置は底辺から高さの1/3の位置にあります。よって、図心軸から三角形の上端までの距離が2h/3、下端までの距離がh/3のようにyの値が図心軸を境に上下で変わります。
以上より三角形の断面係数は
が得られます。
今回は、三角形の係数について説明しました。三角形の断面係数はbh^2/24またはbh^2/12です。三角形の図心位置は底辺から高さの1/3の位置にあります。図心軸から三角形の上端までの距離が2h/3、下端までの距離がh/3のようにyの値が図心軸を境に上下で変わるため、三角形の断面係数の値も図心軸を境に上下で値が変わるのです。断面係数の意味、三角形の断面二次モーメントの求め方は下記が参考になります。
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