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等分布荷重から集中荷重への変換は?例題、計算サイト

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等分布荷重から集中荷重への変換


集中荷重=等分布荷重×距離


で求めます。


等分布荷重は、等しい大きさの荷重が線状に分布する荷重です。集中荷重は"ある一点に集中して作用する"荷重です。


よって、等分布荷重を集中荷重に変換する場合、等分布荷重の値に、等分布荷重の作用する長さ(距離)を掛け算すると"集中荷重"の値に変換できます。


また、変換された集中荷重は「等分布荷重の作用する距離の半分の位置」に作用します。


等分布荷重から集中荷重への変換
 


なお、等分布荷重の単位はkN/m、集中荷重の単位はkNです。たとえば、等分布荷重の値が5kN/m、梁の距離(スパン)Lが10mのとき集中荷重Pは


・集中荷重P=等分布荷重w×距離L=5kN/m×10m=50kN


です。等分布荷重から集中荷重に変換する計算ツールを下記に示します。等分布荷重、距離の値を入力すれば集中荷重の値に変換できます。


等分布荷重から集中荷重に変換

結果

集中荷重: - N


例題として下図に示す等分布荷重を集中荷重に変換しましょう。


等分布荷重から集中荷重に変換するツール


簡単ですね。「集中荷重=等分布荷重×距離」なので


・集中荷重=等分布荷重×距離=3kN/m×5m=15kN


になります。また、等分布荷重は分布荷重の種類の1つで、その他、三角形分布荷重や等変分布荷重などがあり、集中荷重に変換する方法は異なります。

三角形分布荷重とは?1分でわかる意味、作用点、集中荷重との関係、片持ち梁

等変分布荷重とは?1分でわかる意味、片持ち梁のモーメント、たわみ、反力の公式は?

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記事を書いた人

ハナダユキヒロ/建築学生が学ぶ「構造力学」

難解な構造力学、建築構造の用語を分かりやすく解説する専門家。高等専門学校在学中から建築学生が学ぶ「構造力学」を運営。その後、国立大学大学院⇒組織設計事務所⇒弊サイト運営に従事している。

著書:「わかる構造力学/工学社」、「わかる構造力学 改訂版/工学社」

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まとめ

今回は、等分布荷重から集中荷重に変換する方法を説明しました。等分布荷重から集中荷重への変換は「集中荷重=等分布荷重×距離」です。等分布荷重、集中荷重の詳細は下記が参考になります。

等分布荷重とは?集中荷重との違いや使い方について

集中荷重とは?集中荷重の単位、分布荷重との違い、集中荷重による最大曲げモーメントの計算

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