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連立不等式(れんりつふとうしき)とは、2つ以上の不等式の組みです。連立不等式の解は特定の数ではなく、「数の範囲」を示します。今回は連立不等式の意味、解と問題の解き方について説明します。不等号、不等式、方程式の解き方など、下記も勉強しましょう。
不等式とは?1分でわかる意味、計算と解き方、問題、不等式の性質
方程式とは?1分でわかる意味、移項、1次方程式の解き方と計算問題、分数の関係
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連立不等式(れんりつふとうしき)とは、2つ以上の不等式の組みです。下記に連立不等式を示します。
xは未知数ですが特定の数ではなく、ある数の範囲を示します。不等号、不等式の意味など下記も参考になります。
不等式とは?1分でわかる意味、計算と解き方、問題、不等式の性質
また未知数の解き方の流れは、方程式と同じです。下記も参考にしてください。
方程式とは?1分でわかる意味、移項、1次方程式の解き方と計算問題、分数の関係
連立不等式の解の求め方の流れは下記です。
① 各不等式の解を求める
② ①で求めた2つ以上の解に共通するxの範囲を求める
流れに従って下記の連立不等式を解きましょう。
まず各不等式の解を求めます。
上記より不等式の解は下記です。
次に、上記に共通するxの範囲を考えます。このとき理解しにくい方は数直線上に表しても良いでしょう。数直線の詳細は下記が参考になります。
xは7より小さく、3より大きい又は同じ値です。よって、xの範囲は
です。連立不等式を解くことで、xの数の範囲がわかりました。
連立不等式の問題を解いて、解き方に慣れましょう。
解答例は下記の通りです。
xの範囲は、7以下で6より大きな数です。よって
です。2問目の解き方も同様です。
xの範囲は、-4以上で1より小さな数です。よって
です。3問目です。
xの範囲は、5より小さく3以上の数です。よって
です。これまで解いたように、連立不等式の解ではxの具体的な数ではなく、「範囲」が分かります。不等式の解き方、性質は下記を参考にしてください。
不等式とは?1分でわかる意味、計算と解き方、問題、不等式の性質
今回は連立不等式について説明しました。意味が理解頂けたと思います。連立不等式は2つ以上の不等式の組みです。連立不等式を解くことで、未知数の範囲が明らかになります。方程式と解き方は同じですが、「解は特定の数をあらわさない」点に注意しましょう。不等号、不等式など下記も参考にしてくださいね。
不等式とは?1分でわかる意味、計算と解き方、問題、不等式の性質
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