【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
符号とは、数学や物理で数字の正負を表す記号のことです。「+」や「-」で表記します。建築では、構造計算(構造力学)で使います。今回は、符号の意味、数学、物理での使い方、符号の種類、符号を使う例について説明します。建築の構造計算では、+の符号が引張力、-の符号を引張力で表します。詳細は下記が参考になります。
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
符号とは、数学や物理で使う記号です。数値の正負を表します。例えば、
+10
-10
と書きます。数値は同じでも、意味が全く違います。「+」は正の数値を表します。なお、特に符号を表記しない場合、「+」の符号だと判断されます。負の数値を表す符号が「-」です。
※なお音楽でも「符号」という用語を使います。前述した符号とは、異なります。
数学で習う符号の特徴をおさらいします。下記に整理しました。
-1+1=0
-1-1=-2
-1×-1=+1
-1×1=-1
-1÷-1=+1
-1÷1=-1
+の符号で四則演算しても、結果の値は全て「正」の符号がつきます。一方、負の符号を使った計算は違います。
まず、正と負は「対(つい)」になる符号です。数値の大きさが同じで、正と負の値を足すとき、「0」になります。互いの数値を減らす効果があります。
負の値同士をかけると、「正」の符号がつきます。割り算でも同様です。一方、負の値と正の値をかけると、結果は負の値です。
上記の関係は、数学、物理、構造力学で使い続けるので、ぜひ暗記してくださいね。※建築は、数学が必要な学問です。建築と数学の関係は、下記が参考になります。
建築で数学は必要?現役設計者が教える必要な公式、範囲、物理との関係
符号の種類は下記です。
+ ⇒ 正の値を意味する
- ⇒ 負の値を意味する
建築では、構造計算や構造力学で符号を使います。符号の正負は、圧縮力、引張力と関係します。下記に整理しました。
+ ⇒ 引張力を意味する
- ⇒ 圧縮力を意味する
+の符号で数値を表す場合、引張力を意味します。-の符号をつけると、圧縮力です。構造力学では一貫して、この考え方を用います。ぜひ覚えてくださいね。引張力、圧縮力の意味、違いは下記が参考になります。
今回は符号について説明しました。意味が理解頂けたと思います。符号は、数学や物理で使う記号です。数値の正負を表します。構造力学での使い方、引張力と圧縮力の関係を覚えてくださいね。下記も併せて参考にしてください。
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート