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対頂角(たいちょうかく)とは、2つの直線が交わるときに向かい合う角のことです。2つの直線が交わると4つの角ができます。よって2組の対頂角がつくられます。また対頂角の角度は等しい性質を持ちます。今回は対頂角の意味、等しくなる証明、同位角と錯角との違いについて説明します。同位角、錯角の詳細は下記をご覧ください。
同位角とは?1分でわかる意味、等しくなる理由と平行な直線との関係、錯角との違い
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対頂角(たいちょうかく)とは、2つの直線が交わるとき向かい合う1組の角のことです。下図をみてください。2つの直線が交わると4つの角A、B、C、Dがつくられます。
2組の角であるAとC、BとDはそれぞれ対頂角になります。また対頂角は等しい性質を持ちます。よってA=C、B=Dです。
「だから何なんだ」と思うかもしれませんが、上記の性質が他証明などにも役立ちます。
対頂角は簡単に証明できます。2つの直線が交わってできる角度をA、B、C、Dとします。このとき
A+B=180
C+D=180
B+C=180
A+D=180
です。上式より
B+C=180
B =180-C
A+B=180
A+180-C =180
A =C
同様の計算で、B=Dが導けます。
同位角(どういかく)、錯角(さっかく)を下図に示します。
ある直線に2つの直線がまじわるとき8つの角度ができます。それぞれの直線に対して同じ位置にある1組の角を「同位角(AとEの関係等)」、反転したような位置にある直線の内側の1組の角を「錯角(DとFの関係等)」といいます。
同位角、錯角は必ずしも等しくなるとはいえませんが、2つの直線が平行であるとき「同位角、錯角は等しく」なります。
同位角、錯角の詳細は下記が参考になります。
同位角とは?1分でわかる意味、等しくなる理由と平行な直線との関係、錯角との違い
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今回は対頂角について説明しました。意味が理解頂けたと思います。対頂角は2つの直線が交わるとき向かい合う1組の角です。2つの直線が交わるとき、2組の対頂角がつくられます。また対頂角の角度は必ず等しいです。似た用語に同位角、錯角があります。下記も併せて勉強しましょう。
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