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約分(やくぶん)は、分数の分母と分子を公約数で割り、できるだけ小さな数にすることです。5/10を約分すると1/2です。通分は、複数の分数の分母を揃えることです。1/2と1/4の分母を揃えると、2/4と1/4です。今回は約分と通分の違い、意味、計算のコツについて説明します。約分、通分の意味は下記が参考になります。
約分とは?1分でわかる意味、やり方、問題、約数、素因数分解との関係
通分とは?1分でわかる意味、足し算と引き算の問題、最小公倍数との関係
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約分と通分の違いを下記に示します。
約分 ⇒ 分数の分母と分子を公約数で割り、できるだけ小さな数にすること。5/10を約分すると1/2
通分 ⇒ 複数の分数の分母を揃えること。1/2と1/4の分母を揃えると、2/4と1/4
分数の足し算、引き算、掛け算、割り算では約分と通分を使います。意味、計算方法を必ず理解しましょう。下記が参考になります。
約分とは?1分でわかる意味、やり方、問題、約数、素因数分解との関係
通分とは?1分でわかる意味、足し算と引き算の問題、最小公倍数との関係
約分は、分数の分子と分母を公約数で割り算することです。計算のコツは、分子と分母を素因数分解することです。素因数分解の意味は下記が参考になります。
下記のような、一見、約分が難しそうな分数でも素因数分解すれば、共通する約数がすぐに見つかります。
通分は、複数の分数の分母を合わせることです。通分の計算のコツは、分母の「最小公倍数」を見つけることです。最小公倍数の意味は下記が参考になります。
最小公倍数とは?1分でわかる意味、求め方と計算、最大公約数との違い
3と2の最小公倍数は6です。よって、1/3と1/2の通分は2/6と3/6です。
最小公倍数を簡単に見つけるには、複数の分母を掛け算すると良いです。例えば1/3と1/2の場合、「3×2=6」なので、6が最小公倍数と分かります。※ただし、4と6の最小公倍数(=12)のように、4×6=24が最小公倍数にならないこともあります。
今回は約分と通分の違い、意味、計算のコツについて説明しました。理解頂けたと思います。分数の計算では、約分と通分をよく使います。一度意味を理解したら、問題を色々解いて計算に慣れましょう。下記も併せて勉強しましょうね。
約分とは?1分でわかる意味、やり方、問題、約数、素因数分解との関係
通分とは?1分でわかる意味、足し算と引き算の問題、最小公倍数との関係
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