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プレキャストとは、「成形済みの」という意味があります。建築業界でよく使う用語に、「プレキャストコンクリート」があります。
コンクリートは粘性のある(ドロドロした)液状です。建築現場でこれを型枠に流し込み、時間と共に硬化するのを待ちます。
一方プレキャストコンクリートは、既に工場で成形済みのパネルです。よって工期短縮などが期待できます。
今回はプレキャストの意味、床版、外壁、擁壁について説明します。
その他、プレキャスト製品としてALC板や押出成形セメント版があります。詳細は下記が参考になります。
押出成形セメント板とは?1分でわかる特徴、ALCとの違い、厚さの規格
プレキャストとは「成形済みの」という意味です。英語の「precast」をカタカナ読みした用語です。建築業界では、
プレキャストコンクリート
プレキャスト版
等の用語に使います。プレキャストコンクリートは「成形済みのコンクリート」ですね。
コンクリートは時間が経過し硬化するまでは粘性のある液状です。建築現場で型枠に流し込み、硬化するのを待ちます。
一方、プレキャストコンクリートは、工場で成形済みのコンクリート板を運んで組み立てます。在来工法に比べて「硬化の待ち時間」が無いので、施工期間を短くすることが可能です。
なおプレキャストコンクリートは、壁や床、屋根など板状(パネル状)の部材です。工場で型枠に鉄筋を配置しコンクリートを打ち込んで製作されます。
プレキャストコンクリートは省略して「PCa」と書きます。似た用語にプレストレストコンクリートがありますが、これは「PC」です。
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プレキャスト製品の1つに、プレキャスト床板やプレキャスト外壁があります。
プレストレスト力をかけたプレキャスト床板や、ALC版、ECP版などが利用されます。ALC版の詳細は下記が参考になります。
押出成形セメント板とは?1分でわかる特徴、ALCとの違い、厚さの規格
実は身近なプレキャスト製品に「擁壁」があります。下図のようなL形の擁壁を見た経験はないでしょうか。
上図のような製品を擁壁として設置する例は多いです。※擁壁とは、土が崩れないよう設置する構造物。擁壁の詳細は下記をご覧ください。
擁壁とは?1分でわかる意味、目的、読み方、種類、土留めとの違い
今回はプレキャストについて説明しました。プレキャストは「成形済みの」という意味です。
よって、プレキャストコンクリートは「成形済みのコンクリート」ですね。工場でパネル状に仕上げてから、建築現場に運搬し組み立てます。
現場で打設するコンクリートと比べて工期短縮が期待できます。その他、プレキャスト製品の例にALC版やECP版があります。詳細は下記をご覧ください。
押出成形セメント板とは?1分でわかる特徴、ALCとの違い、厚さの規格
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