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反比例の式は、y=a/xで表します。反比例とは、ある値が2倍、3倍と増えたら、もう1つの値が1/2、1/3と減少するような関係をいいます。似た用語で比例があります。これは、y=axです。今回は反比例の式の意味、特徴、解き方、グラフの書き方、分数との関係について説明します。
比例関係の意味は、下記が参考になります。
比例関係とは?1分でわかる意味、グラフ、正比例との違い、負比例
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反比例の式は、
で表します。比例の式は、y=axでしたね。反比例と比例の式を見比べてください。反比例の式は、xが分数の形「1/x」です。
aとxに、具体的な数字をいれて、反比例の式の意味を考えましょう。a=1とします。このとき、
y=a/x=1/x
です。次に、xを1、2、3のように順番に増やします。yの値を下記に整理しました。
x=1のとき、y=1/1=1
x=2のとき、y=1/2=0.5
x=3のとき、y=1/3=0.33
x=4のとき、y=1/4=0.25
x=5のとき、y=1/5=0.2
xの値と、yの値に注目してください。xの値は1ずつ増えています。一方、xの値が増えるにつれて、yの値は1から0.2へと減っています。
この関係を、「反比例」といいます。また、反比例の式の「a」を比例定数といいます。反比例の式と併せて、比例の式の関係を覚えてくださいね。比例関係、比例定数の詳細は下記が参考になります。
比例関係とは?1分でわかる意味、グラフ、正比例との違い、負比例
反比例の式の特徴は、
・片方の値が増えると、もう一方の値が減る関係となる
・yの値は、分数または少数で表す
反比例の式、y=a/xを覚えてくださいね。下記も参考にしてください。
yがxに反比例とは?1分でわかる意味、公式、x=2のときy=6、x=4のときy=-8の反比例の式は?
反比例の関係から比例定数aの解き方を勉強します。逆に、比例定数から、yやxの値を解きます。下記問題を解いてください。
・yとxは反比例にある。y=5、x=6のとき比例定数aを求めよ。
yとxは反比例の関係です。よって、y=a/xの式が成立します。この式に、yとxの数値を代入します。
y=a/x
5=a/6
上式を、「a=」の形にするためには、両辺に6をかけます。a/6=a÷6です。a÷6×6=aですね。
6×5=a/6×6
a=30
です。比例定数は30でした。では下記の問題です。
・yとxは反比例の関係にある。比例定数a=10、y=6のとき、xの値を求めよ。
反比例の関係式y=a/xに、aとyの値を代入します。
y=a/x
6=10/x
xが分母にありますね。これをx=の形にします。
まず、両辺を10で割ります。10で割ると、右辺が1/xの形になります。
6÷10=10/x÷10
6/10=1/x
1/xをxの形にするためには、1を1/xで割ればよいですね(1/xの逆数をとる)。よって、
1÷(6/10)=1÷(1/x)
x=10/6=1.67
です。
反比例の式から、グラフを書きましょう。比例や反比例の式をグラフにするのは、案外簡単です。反比例の式にxの値を入れて、その値から求まるyの値をプロットし、線をつなぐだけです。
例えば、
y=1/x
という式があります。x=1から1ずつ増やし、yの値を算定します。x=1のときy=1、x=2のときy=0.5のように、「xとyの値」に対応する位置に、点を書きます。あとは、点を線で結ぶだけです。
下図のグラフが書けました。これが反比例のグラフです。
今回は反比例の式について説明しました。意味が理解頂けたと思います。反比例の式は、y=a/xで表します。xの値が増えると、yの値が減少する関係です。yの結果は、小数点や分数で表します。比例関係と併せて覚えましょう。下記も参考になります。
比例関係とは?1分でわかる意味、グラフ、正比例との違い、負比例
yがxに比例するとは?1分でわかる意味、式、グラフ、反比例の公式、yはxの二乗に比例とは?
yがxに反比例とは?1分でわかる意味、公式、x=2のときy=6、x=4のときy=-8の反比例の式は?
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