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比例関係とは、ある値が2倍、3倍となるとき、もう1つの値も同様に増えるような関係をいいます。建築の構造計算では、比例関係を利用した計算が多いです。ぜひ理解しましょう。今回は比例関係の意味、グラフ、正比例との違い、負比例、二乗比例、指数比例について説明します。※建築と数学、物理の関係は下記が参考になります。
建築で数学は必要?現役設計者が教える必要な公式、範囲、物理との関係
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比例関係とは、ある値が2倍、3倍と増える時、もう1つの値も同様の比率で増えるような関係です。正比例関係ともいいます。比例関係を下式に示します。
y=kx
kは0以外の定数とします。具体的な数字を入れて確認します。yの値が1、2、3となるとき、xの値も1、2、3と増えます。これが比例関係です。このときkの値は、
k=y÷x=1÷1=1
です。他にも、yの値が2、4、6、xの値が1、2、3のときkの値は、
k=2÷1=2
です。これも比例関係です。ただしkが1未満になるとき、これを反比例といいます。k=0.1や0.2となる関係は反比例です。反比例の意味は下記が参考になります。
反比例の式は?1分でわかる意味、特徴、解き方、グラフの書き方、分数との関係
比例関係をグラフで表します。下図をみてください。
比例関係となるグラフは、必ず原点を通ります。原点を通るグラフは、ある値が0のとき片方の値も0になります。y=kxの式で、xに0を代入してください。yも0になりますね。
また、xの値が「負」になるときyの値も負の値です。次に下図をみてください。正比例のグラフと少し違いますが、これも比例関係にあります。
ただし、xの値が負のときyの値が正です。これを負比例といいます。負の比例関係は、下式で表します。
y=kx(ただし、kは0以外で負の定数)
比例と正比例は同じ意味です。反比例との違いを整理しました。
比例(正比例) ⇒ y=kxの関係で、kは0以外の定数かつ、1以上の値となる。
反比例 ⇒ y=kxの関係だが、kが0以外、1未満の値となる。
比例と負比例の関係を下図に示します。
比例関係は、yとxに下記の関係があります。
・xの値が正のとき、yの値も正となる
・xの値が負のとき、yの値も負となる
負比例関係は、下記の特徴があります。
・xの値が正のとき、yの値は負となる
・xの値が負のとき、yの値は正となる
正比例と負比例、似ているようで全く違います。グラフに書いて理解しましょうね。
比例とは、下式の関係でした。
y=kx
xが「x2」や「xn」のとき、これを二乗比例、指数比例といいます。下図をみてください。二乗比例のグラフです。
二乗に比例とは?1分でわかる意味、式、グラフ、例、比例との違い
比例関係とは、ある値が2倍、3倍と増えるとき、もう1つの値も同様の割合で増えるような関係です。比例、正比例、反比例、負比例の違いなど覚えてくださいね。言葉で覚えるよりも、数式やグラフに書くと良く理解できます。下記も併せて参考にしてくださいね。
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二乗に比例とは?1分でわかる意味、式、グラフ、例、比例との違い
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