この記事の要点
主動土圧係数Ka、受動土圧係数Kp、静止土圧係数K0はそれぞれ内部摩擦角φから求めます。
静止土圧係数K0=1-sinφ、主動土圧係数Ka=tan²(45°-φ/2)、受動土圧係数Kp=tan²(45°+φ/2)です。
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土圧係数の求め方は、土圧の種類(主動土圧、受動土圧、静止土圧)により異なります。
たとえば、主動土圧係数Kaは「Ka=tan2(45°-φ/2)」より算定します(※φは内部摩擦角)。
今回は土圧係数の求め方、主動土圧係数ka、受動土圧係数kp、静止土圧係数k0の求め方、土圧の求め方について説明します。
土圧係数の詳細は下記が参考になります。
土圧係数とは?1分でわかる意味、求め方と内部摩擦角の関係、ka、k0の意味は?
土圧係数の求め方は、算定する土圧の種類(主動土圧、受動土圧、静止土圧)により、下式のように変わります。
φは内部摩擦角です。※なお、下式は壁と土の摩擦、土の粘着力、背面土の傾斜を考慮しない簡易式です。
主動土圧係数Ka、受動土圧係数Kpは背面土がすべり破壊するときの力のつりあいから導出します。
静止土圧係数K0はヤーキー氏による経験式です。土圧係数の導出方法、詳細は下記が参考になります。
主動土圧とは?1分でわかる意味、計算式、主動土圧係数の求め方、受動土圧との違いは?
受働土圧とは?1分でわかる意味、計算式、主働土圧との違い、受働土圧係数kpとは?
静止土圧とは?1分でわかる意味、計算式、主働土圧、受動土圧との違い、静止土圧係数とは?
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土圧の合力の求め方を下記に示します。γは土の湿潤単位体積重量、Hは高さ、Kは前述した土圧係数のいずれかの値とします。
また、表面載荷重qがある場合、qを加えて合力を求めます(土圧分布が台形になる)。
土圧の詳細は下記もご覧ください。
混同しやすい用語
・K0(静止土圧係数)=1-sinφ:最もよく使う公式
・Ka(主動土圧係数)=tan²(45°-φ/2):擁壁設計で使う
・Kp(受動土圧係数)=tan²(45°+φ/2):Kaの逆数に相当
土圧係数の求め方を整理した表を示します。
| 土圧の種類 | 土圧係数の公式 | 備考 |
|---|---|---|
| 主動土圧 | Ka=tan²(45°-φ/2) | 擁壁設計に使用 |
| 受動土圧 | Kp=tan²(45°+φ/2) | Kaの逆数に相当 |
| 静止土圧 | K0=1-sinφ | 試験最頻出公式 |
今回は土圧係数の求め方について説明しました。土圧には主動土圧、受動土圧、静止土圧の3種類があり、各土圧の算定に応じて土圧係数の値も変わります。
たとえば、静止土圧係数K0=1-sinφになります。土圧係数、土圧の詳細は下記が参考になります。
土圧係数とは?1分でわかる意味、求め方と内部摩擦角の関係、ka、k0の意味は?
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
3つの公式のうち「K0=1-sinφ」が試験最頻出です。他の2式と合わせて整理しましょう。
内部摩擦角φが大きいほど主動土圧係数Kaは小さく、受動土圧係数Kpは大きくなる関係を理解しましょう。
擁壁設計では主動土圧係数Kaを使い、受動土圧抵抗力も考慮します。設計での使い分けも把握しておきましょう。