【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
主働土圧とは、静止状態の壁が背面土から離れる(離れる方向に変位が生じる)ときの土圧です。壁が土から離れるので、主働土圧は静止状態に作用する土圧(静止土圧)より小さくなります。今回は主働土圧の意味、計算式、主働土圧係数の求め方、受働土圧との違いについて説明します。主働土圧係数、土圧の詳細は下記が参考になります。
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
主働土圧とは、静止状態の壁が背面土から離れる方向に変位が生じるときの土圧です。壁が土から離れるので、主働土圧は静止状態に作用する土圧(静止土圧)より小さくなります。
主働土圧の合力Paは下式により計算します。下式より算定された主働土圧の合力は単位奥行き当たりの値であり単位はkN/mで、土圧は三角形状に分布するため、土圧の合力は底面からH/3の位置に作用します。※また、地表面に荷重qが作用する場合、下式に表面載荷重を考慮します。γtは土の湿潤単位体積重量、Hは高さ、φは内部摩擦角、Kaは主働土圧係数です。
上図のように主働土圧の分布は三角形状です。よって、主働土圧の合力は「土圧分布形状の面積×単位体積重量×主働土圧係数」により算定できますね。土圧の詳細は下記が参考になります
主働土圧係数kaの求め方は下記の通りです。※下記に示すkaは背面土と擁壁の摩擦力、土の粘着力、背面土の傾斜を考慮していない簡易式です。一般式は省略します。
主働土圧係数の詳細は下記が参考になります。
主働土圧と受働土圧の違いを下記に示します。
・主働土圧 ⇒ 壁が背面土から離れる方向に変位するときの土圧
・受働土圧 ⇒ 壁が背面土に向かう(押し込まれる)方向に変位するときの土圧
受働土圧の詳細は下記をご覧ください。
受働土圧とは?1分でわかる意味、計算式、主働土圧との違い、受働土圧係数kpとは?
今回は主働土圧について説明しました。主働土圧とは壁が背面土から離れる方向に変位するときの土圧です。主働土圧は、静止土圧、受働土圧と比べて最も小さな値となります。主働土圧係数、受働土圧、静止土圧の詳細など下記も勉強しましょう。
受働土圧とは?1分でわかる意味、計算式、主働土圧との違い、受働土圧係数kpとは?
静止土圧とは?1分でわかる意味、計算式、主働土圧、受働土圧との違い、静止土圧係数とは?
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート