この記事の要点
乾燥密度(ρd)とは、土の全体積Vに対する乾燥質量ms(土粒子のみの質量)の割合です。
計算式は「ρd=ms/V」で、湿潤密度ρtと含水比wから「ρd=ρt/(1+w/100)」で換算もできます。
本記事では乾燥密度の計算式・湿潤密度と含水比・間隙比との関係を解説します。
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乾燥密度(ρd)とは、土の全体積Vに対する乾燥質量ms(土粒子のみの質量)の割合です。
計算式はρd=ms/V(g/cm3)で表します。
湿潤密度ρtと含水比w(%)がわかる場合は、ρd=ρt/(1+w/100)で換算できます。締固め試験では含水比を変えながらρdを測定し、最大乾燥密度と最適含水比を求めます。この値が締固め管理(品質管理)の基準になります。
よって、乾燥密度は「ρd=ms/V」で算定します。さらに、ρd=ms/Vを変形して「ρd=ρt/(1+ω/100)」を用いることも多いです。
今回は、乾燥密度の求め方、意味と計算式、湿潤密度と含水比との関係、間隙比との関係について説明します。乾燥密度の意味は下記も参考になります。
乾燥密度とは?1分でわかる意味、求め方と公式、読み方、土粒子の密度
乾燥密度ρdとは、土の体積Vに対する土の土粒子部分の質量msとの割合です。よって、乾燥密度の求め方は
・ρd=ms/V
です。なお、土質試験では「土の体積V、土の質量m、含水比ω、土粒子の密度ρs」を測定し、その他の諸量は計算から算定します。
よって、前述に示した式を変形し、V、m、ω、ρsに関係する式で表します。
さて、土の体積に対する土の質量の割合を「湿潤密度」といいます。湿潤密度ρtは「ρt=m/V」で求めます。
さらに、土の質量=土粒子の質量ms +土の間隙(水のみ)の質量mωなので
・ρt=m/V=(ms+mω)/V=ms(1+mω/ms)/V
と変形できます。
前述のようにms/V=ρdなので
・ρt=ms(1+mω/ms)/V=ρd(1+mω/ms)
です。さらに、土の含水比ω=mw/ms×100で求めるのでω/100=mw/msより
・ρt=ρd(1+mω/ms) =ρd(1+ω/100)
が得られます。
上式について、ρdの形に変形すると
・ρd=ρt/(1+ω/100)
になります。上式が乾燥密度ρdを求める計算式です。
土の乾燥密度、湿潤密度の詳細は下記が参考になります。
乾燥密度とは?1分でわかる意味、求め方と公式、読み方、土粒子の密度
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乾燥密度と湿潤密度、含水比の関係式を下記に示します。ρdは乾燥密度、ρtは湿潤密度、ωは含水比です。
・ρd=ρt/(1+ω/100)
・ρt=ρd(1+ω/100)
乾燥密度と間隙比の関係式を下記に示します。
e=ρs(1+ω/100)/ρt-1
eは間隙比を意味します。間隙比の求め方は下記が参考になります。
間隙比の求め方は?1分でわかる意味と公式、間隙率との関係、乾燥密度、含水比との関係は?
乾燥密度の求め方を整理した表を示します。
| 項目 | 記号 | 説明 |
|---|---|---|
| 乾燥密度 | ρd | 土粒子の質量÷土の体積 |
| 湿潤密度 | ρt | 土全体の質量÷土の体積 |
| 含水比 | ω | 水の質量÷土粒子の質量×100% |
今回は、乾燥密度について説明しました。乾燥密度ρdは土粒子の質量を、土の体積で割り算した値です。
よってρd=ms/Vとなります。さらに、ρd=ms/Vを変形すれば、ρd=ρt/(1+ω/100)が得られます。
乾燥密度、湿潤密度、土粒子の密度の詳細など下記も勉強しましょう。
乾燥密度とは?1分でわかる意味、求め方と公式、読み方、土粒子の密度
土粒子の密度とは?1分でわかる意味、公式と計算、目的、比重、単位体積重量
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