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建築基礎構造設計指針は、建築物の基礎設計に関する規定を示した本です。著者は建築学会で、かなり権威のある本です。建築物の基礎構造を設計するなら、この本は欠かせません。今回は、建築基礎構造設計指針の内容、改訂と最新版、支持力の計算法、液状化の内容について説明します。本書の他に、鋼構造設計規準、鉄筋コンクリート構造計算規準は、建築学会による書籍で、権威があります。下記が参考になります。
鋼構造設計規準とは?1分でわかる内容、目次、最新版、日本建築学科
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建築基礎構造設計指針は、建築物の基礎設計に関する規定を示した本です。構造設計は基礎構造の設計が不可欠です。基礎構造の設計では、必ず建築構造設計指針を読みます。
建築基礎構造設計指針は、日本建築学会による書籍で権威のある本です。
建築基礎構造設計指針の目次は下記です。
1章 序論
2章 基礎構造の計画
3章 敷地地盤の安全性
4章 荷重
5章 直接基礎
6章 杭基礎
7章 パイルド・ラフト基礎
8章 異種基礎
9章 地下外壁と擁壁
10章 施工管理
序論では、指針の目的、用語や記号の説明があります。設計の基本事項では、設計の目的や要求性能についてです。荷重は、水圧、土圧など基礎構造に作用する荷重が示されています。後は、直接基礎、杭基礎、地下外壁・擁壁などの、基礎構造の設計法についてです。
建築基礎構造設計指針の最新版は「2019年版」です。建築基礎構造設計指針は、下記の変遷をたどっています。
1952年 初出版
1960年 改訂
1974年 改訂
1988年 改訂
2001年 改訂
2019年 改訂(最新版)
2001年の前回改訂から18年が経過し、2019年に最新版が出版されました。最新版の建築基礎構造設計指針は下記です。
建築基礎構造設計指針の支持力の計算は、下記の2節に明記あります。
直接基礎 ⇒ 5章の5.2節の鉛直支持力
杭基礎 ⇒ 6章の6.3節の鉛直支持力および沈下
ちなみに、建築物の構造関係技術基準解説書にも、直接基礎、杭基礎の支持力の計算法が明記されています。係数の値など全く同じ値では無いです。注意してください。建築物の構造関係技術基準解説書は、下記の書籍です。
建築基礎構造設計指針の4章の4.5節に地盤の液状化について明記あります。主に下記の内容です。
・液状化の判定法
・水平地盤反力係数の低減
・液状化による摩擦力の低減、浮力、土圧の影響
液状化する地盤の判定方法について明記があります。
液状化地盤では、水平地盤反力係数を低減しますが、低減係数の求め方が明記されています。※水平地盤反力係数は、下記が参考になります。
今回は建築基礎構造設計指針について説明しました。内容が理解頂けたと思います。建築基礎構造設計指針は、建築物の基礎の設計に関する規定が示されています。構造設計者であれば、必ず読む本です。また、建築学会による書籍なので権威があります。その他に、鋼構造設計規準、鉄筋コンクリート構造計算規準などがあります。下記も併せて参考にしてくださいね。
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