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洪積層とは、更新世(約259万年前~約1.2万年前)に堆積した土層です。土層は長い年月をかけ「堆積」してつくられます。
古い時代に堆積した土は、新しく堆積した土の重さにより、締まって固くなります。
洪積層は、我々人類の歴史から考えると、比較的古い時代に堆積した土層であり、比較的固い土層といえます。
今回は、洪積層の意味、沖積層との違い、覚え方、沖積層の読み方、支持地盤との関係について説明します。
洪積層の読み方、沖積層の意味は下記が参考になります。
洪積層の読み方は?1分でわかる意味、沖積層の読み方、違いは?
沖積層とは?1分でわかる意味、特徴、洪積層との違い、読み方は?
洪積層(洪積土層)とは、更新世(約259万年前~約1.2万年前)に堆積した土層です。
土層は、長い年月をかけて堆積してつくられます。古い時代に堆積した土は、新しく堆積した土の重さにより、
締まり固くなっています。逆に言えば、新しく堆積した土層は、作用する土の重さが少ないため、
締まり方が緩く「強度の低い土層」になります。
以上より、土層の位置、年代、強度を整理すると
・地表から深い位置にある土層(洪積層) ⇒ 古い時代に堆積した土層 ⇒ 強度が高い ⇒ N値が大きい ⇒ 支持地盤になり得る
・地表から浅い位置にある土層(沖積層) ⇒ 新しい時代に堆積した土層 ⇒ 強度が低い ⇒ N値が大きい ⇒ 軟弱地盤
です。地質時代(更新世、完新世等)と土層の種類を下図に示します。
上図の「更新世、完新世、洪積層、沖積層」は覚えておきましょう。更新世、完新世の意味は下記をご覧ください。
更新世とは?1分でわかる意味、読み方、何時代、完新世との違いは?
完新世とは?1分でわかる意味、いつまで、順番、読み方、更新世との違いは?
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洪積層と沖積層の違いを下記に示します。
・洪積層 ⇒ 更新世(約259万年前~約1.2万年前)に堆積した土層
・沖積層 ⇒ 完新世(約1.2万年前~現在)に堆積した土層
洪積層と沖積層で感じも似ているので覚え方が難しいですよね。
洪積層の「洪(こう) ⇒ 硬(こう) ⇒ かたい」とイメージして覚えると「洪積層は固い土層 ⇒ 古い時代に堆積した土層」と判断できます。
洪積層を覚えれば、沖積層はその反対を意識すればよいですね。下記もご覧ください。
更新世とは?1分でわかる意味、読み方、何時代、完新世との違いは?
完新世とは?1分でわかる意味、いつまで、順番、読み方、更新世との違いは?
沖積層の読み方は「ちゅうせきそう」です。関係用語の読み方を下記に示します。
・更新世 ⇒ こうしんせい
・完新世 ⇒ かんしんせい
・沖積土 ⇒ ちゅうせきど
更新世、沖積層の読み方は下記も参考になります。
洪積層は、比較的強度の高い土層のため支持地盤になり得ます(※ただし、建築物の規模等による)。
また、深い位置の土層ほど古い時代に堆積しているため、同じ洪積層でもより深い位置にある土層の方がN値は高く、
より支持地盤に適しています。同じ洪積層でも土の種類(砂、粘土、礫)に応じてN値の大きさは変わります。
今回は、洪積層について説明しました。洪積層とは、更新世(約259万年前~約1.2万年前)に堆積した土層です。
比較的、古い時代に堆積した土層のため、締まり固くなっており強度が高いです。
洪積層の読み方、沖積層の意味など下記も勉強しましょう。
洪積層の読み方は?1分でわかる意味、沖積層の読み方、違いは?
沖積層とは?1分でわかる意味、特徴、洪積層との違い、読み方は?
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