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土の圧縮性とは、「力により、土の体積が減少(変化)する性質」です。「圧縮性が高い」とは体積変化が起きやすい、「圧縮性が低い」は、体積変化が起きにくいことを意味します。土の体積減少を言い換えるなら「地盤の沈下」であり、すなわち「圧縮性が高い土」が堆積する地盤では「地盤沈下が起きやすい」です。圧縮性の高い土として、緩い砂や沖積粘土などがあります。
今回は、土の圧縮性の意味、非圧縮性との違い、圧縮と圧密の違いについて説明します。圧密、圧縮指数の詳細は下記が参考になります。
圧縮指数とは?1分でわかる意味、定義と求め方(計算)、単位、間隙比との関係
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土の圧縮性とは、「力により、土の体積が減少(変化)する性質」です。つまり
・圧縮性が高い ⇒ 体積減少が起きやすい
・圧縮性が低い ⇒ 体積減少が起きにくい
ことを意味します。また、土の体積減少を言い換えるなら「地盤の沈下」であり、圧縮性の高い地盤では、地盤沈下が起きやすいのです。土の種類により圧縮性は異なり、たとえば
・緩い砂層
・沖積粘土層
は圧縮性の高い地盤(沈下しやすい地盤)といえます。また、圧縮性を表す値として「圧縮指数」や「体積圧縮係数」等があります。
圧縮指数とは?1分でわかる意味、定義と求め方(計算)、単位、間隙比との関係
土質の圧縮係数とは?1分でわかる意味、計算式、グラフ、単位との関係
なお、圧縮性を低下させる方法の1つに「土の締固め」があります。締固めを行うことで、土に含まれる間隙を排出し、密度を高めることが可能です。締固めの詳細は下記をご覧ください。
土の締固めの目的は?1分でわかる意味、土の圧縮性、締固め曲線との関係は?
圧縮性と非圧縮性の違いを下記に示します。
・圧縮性 ⇒ 力により体積が変化(減少)する性質(例:土など)
・非圧縮性 ⇒ 力により体積変化しない性質(例:水、土粒子など)
圧縮と圧密の違いは下記の通りです。
・圧縮 ⇒ 力(押す力)により縮むこと
・圧密 ⇒ 圧縮が時間をかけてゆっくり進行すること(ゆっくり縮む)
粘性土のような透水性の低い(水を通しにくい)土では、力が作用しても水の排出に時間がかかるため、排出に伴う土の体積減少も時間の遅れと共に信仰します。圧密による沈下(圧密沈下)は長い時間をかけて進行するため注意が必要です。圧密、圧密沈下の詳細は下記をご覧ください。
圧密沈下とは?1分でわかる意味、原因、即時沈下の違い、粘性土との関係
今回は、土の圧縮性について説明しました。土の圧縮性とは、力により体積が減少する性質です。圧縮性の高い土で構成される地盤では「地盤沈下が起きやすく」なります。また、沖積粘土層のような圧密の起きる地盤は「圧縮性の高い地盤」です。圧縮性を表す値に体積圧縮係数、圧縮指数などがあります。下記も併せて勉強しましょう。
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土質の圧縮係数とは?1分でわかる意味、計算式、グラフ、単位との関係
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