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ハイベースとは?センクシア製の露出型固定柱脚・偏心・施工

この記事の要点

ハイベースはセンクシア(旧日立機材)が開発する既製柱脚の1つで、42年の歴史がある

偏心タイプの「スーパーハイベース」があり、一方向・二方向の偏心に対応(外壁周りの納まりに活用)

他メーカーに比べてCADデータ・カタログが無料ダウンロード可能で設計者に使いやすい

施工の「まんじゅう」(中心部のモルタル)の標準厚さは50mm

この記事では、ハイベースとは何か、偏心タイプはどう使うのか、施工上の注意点はどこかを整理します。

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ハイベース工法とは既製柱脚の1つです。

センクシア(旧日立機材)が開発しています。

日立系列の会社が開発していたので、「日立ハイベース」と呼ばれていました。

現在は、ハイベースNEOが既製柱脚の商品です。

今回は、ハイベースの意味、偏心柱脚、施工方法、ハイベースのカタログについて紹介します。

※柱脚の意味は、下記の記事が参考になります。

柱脚(ちゅうきゃく)とは?種類・露出・根巻き・埋込み・ベースプレートを解説

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ハイベースとは?

ハイベースは、センクシアが開発する既製柱脚の1つです。既製柱脚とは、「既製品の柱脚」


という意味です。メーカーが開発した柱脚を使います。柱脚の検討は面倒です。既製柱脚を使うと、設計が簡単に済みます。


ハイベースは、元々「日立ハイベース」といいました。センクシアが社名変更する前、「日立機材」だったためです。現在は社名変更と共に、「ハイベースNEO」として生まれ変わっています。


既製柱脚としての歴史も古く、42年の歴史があります。設計に携わっていたころ、何度もハイベースを使った経験があります。


ハイベースの特徴には、下記があります。


・他メーカーの既製柱脚に比べて、やや回転ばねが小さい

・ブレース構造にも対応

・偏心柱脚がある(スーパーハイベース)

・HPが見やすい。

ウェブカタログも便利。

CADデータや柱脚検討用のソフトが無料で、自由にダウンロードが可能


また、ハイベースには偏心タイプの既製柱脚もあります。スーパーハイベースです。外壁周りの納まりで活躍する製品です。


構造性能とは関係ないですが、HPが見やすい点、ウェブカタログやCADデータなどの無料ダウンロードが、他メーカーに比べて扱いやすいです。メーカーによっては、会員登録しないとダウンロードできない場合もあります。


自由にCADデータやカタログをダウンロードできるので、社内での検討も手軽に行えます。

柱脚の偏心とハイベースの関係

偏心タイプの柱脚が、スーパーハイベースです。柱に対して、


・一方向

・二方向


に、偏心できます(柱芯と柱脚芯が異なる)。外壁側の柱脚を綺麗に納めるために使います。二方向タイプは四隅に使う柱脚です。その他、外壁に面する柱脚は、一方向タイプとします。偏心する分、応力が余分に作用するので注意します。

ハイベースのカタログ

ハイベースNEOのカタログは、


https://www.senqcia.co.jp/products/download/catalog/kz/


から、ダウンロードできます。製品カタログ、設計ハンドブック、施工マニュアルなど、ハイベースに関する技術情報が無料で手に入ります。

ハイベースの施工

ハイベースの施工は、前述した施工マニュアルに沿って行います。大まかな施工手順は下記です。


・アンカーボルトの組立

・アンカーボルトの設置

・基礎、基礎梁の配筋

・基礎コンクリートの打設、型枠の脱型

・まんじゅう(中心部のモルタル)の施工

・アンカーボルト締め、鉄骨建て方


なお、まんじゅうは50mmが標準です。

混同しやすい用語

スーパーハイベース

ハイベースの偏心タイプで、柱芯と柱脚芯をずらして一方向・二方向の偏心に対応する。

通常のハイベースとは偏心の有無と適用箇所(外壁コーナー部など)が異なる。

露出型柱脚

設計者が独自に設計する標準的な柱脚形式の一つである。

ハイベースはメーカーが開発・試験した既製柱脚であり、設計手順・使用する計算書が異なる。

ハイベース工法を整理した表を示します。

項目内容備考
製品名ハイベースNEOセンクシア(旧日立機材)が開発
偏心タイプスーパーハイベース一方向・二方向に対応
まんじゅう厚さ50mm(標準)モルタル中心部の施工寸法

まとめ

今回はハイベースについて説明しました。

ハイベースの特徴、意味など理解頂けたと思います。

鉄骨造を設計するとき、既製柱脚を使う機会は多いと思います。

私が最も利用した既製柱脚がハイベースです。

構造性能はもちろん、施工実績も豊富ですし、カタログや技術資料など、細やかな点で設計者に優しいです。

もっとハイベース工法について詳しく知りたい方は、公式HPをご覧くださいね。

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この論点は構造施工の両方で出題されます。実際の問題と解き方は下記で確認できます(どちらも無料)。
・構造:S造の過去問解説(分野別・全年度)
・施工:鉄骨工事の過去問解説(頻出ポイント・過去10年分)

理解度チェック

Q.

ハイベースとは?

センクシア(旧日立機材)が開発する既製柱脚(露出型固定柱脚)の一つです。

Q.

ハイベースの偏心対応は?

偏心タイプの「スーパーハイベース」があり、一方向・二方向の偏心に対応します(まんじゅうの標準厚さは50mm)。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。

2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。

著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

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