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円の直径とは、円の中心をとおる外側両端の距離です。円周とは、円の周囲の周長です。円は特殊な図形です。円周や断面積から直径を求められます。今回は円の直径、円周の意味、円周や断面積から半径、直径を求める方法について説明します。※外径、内径、直径の記号φについては下記が参考になります。
外周(円周)から直径の計算方法は?1分でわかる計算、直径5cm、6cmの円周
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円の直径、円周、半径の意味は下記です。
直径 ⇒ 円の中心を通る外側両端の距離
半径 ⇒ 円の中心から外側端部までの距離(直径の半分の距離)
円周 ⇒ 円の周囲の周長
建築では直径の記号をφ、半径の記号をrとします(他の記号を使ってもよいです)。直径と半径の関係は下記です。
r=φ/2
※φについては、下記が参考になります。
また、直径と円周の関係は下記です。
L=φ×π
Lは円周の長さ、φは直径、πは円周率です。半径rを使って、下式で表すことも可能です。
L=2×r×π=2πr
rと直径の関係は?1分でわかるrの意味、半径、φ、直径の記号、単位
また、直径と円の断面積の関係は下記です。
A=(φ/2)2×π
※Aは断面積という意味です。断面積については下記が参考になります。
円周が分かれば、円の直径、半径も計算できます。下記の例題をときましょう。円周の長さが100mmです。この円の直径を計算してください。
円周と直径の関係は下式でした。
L=φ×π
よって、
100=φ×π(πは簡単に3.14で計算しましょう)
φ=31.8mm
です。半径は直径の半分なので、
r=φ/2=31.8/2=15.9mm
です。下記も参考にしてください。
外周(円周)から直径の計算方法は?1分でわかる計算、直径5cm、6cmの円周
円の断面積から半径、直径を求めましょう。円の断面積は100m㎡です。
円の断面積と直径の関係は下記でした。
A=(φ/2)2×π
よって、
100=(φ/2)2×3.14
φ=(√100/3.14)×2=11.2mm(√は100/3.14にかかっています)
半径は直径の半分なので、
r=φ/2=5.6mm
です。下記も参考になります。
直径の求め方は?1分でわかる意味、計算、円周率、円周、半径、面積との関係
今回は、円の直径、円周について説明しました。意味が理解頂けたと思います。円の直径と円周、円の断面積と直径は互いに関係します。直径1つわかれば、断面積、円周が計算できると覚えてくださいね。建築では、円形の部材を沢山使います。円の断面積や円周の公式は暗記して、いつでも使えるよう準備してください。なお、直径の記号はφで表示します。下記も参考になります。
直径と円周の関係は?1分でわかる意味、計算、変換、直径10センチの円周
直径の求め方は?1分でわかる意味、計算、円周率、円周、半径、面積との関係
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