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外径とは、円形の筒(つつ)の外側の直径です。内側の直径を内径といいます。建築では、単に直径というと外径の意味です。今回は外径の意味、外径の図、外径と直径との違い、外径と円周の求め方について説明します。※なお、内径については下記の記事が参考になります。
内径とは?1分でわかる意味、求め方、直径との関係、断面積との関係
また、外径の記号としてφを使う場合もあります。φの意味は、下記の記事が参考になります。
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外径とは、円形の筒(つつ)の外側の直径です。下図をみてください。
上図のように、外径は外側の直径をいいます。また、内側の直径を「内径」といいます。内径については下記の記事が参考になります。
内径とは?1分でわかる意味、求め方、直径との関係、断面積との関係
外径と内径は、「筒(つつ)」のように、中空断面の場合、使う用語です。下図のように、中空でない場合、内径はありませんね。
外径と直径は、ほぼ同じ意味です。ただし用語の意味は、少し違います。外径と直径の違いを下記に整理しました。
外径 ⇒ 円形中空断面(円形の筒)の外側の直径
直径 ⇒ 円の外側両端の距離
前述したように、外径は「中空断面」に使う用語です。中空でない断面は、外径と内径の区別が無いからですね。
外径と円周の関係は下記です。
例えば、外径が100mmの場合、円周は
です。
外径と内径の違いを下記に整理しました。
外径 ⇒ 円形中空断面の外側の直径
内径 ⇒ 円形中空断面の内側の直径
上記の違いは、下図をご確認くださいね。
例題として、外径と内径の計算をしましょう。
内径が100mmです。厚みが10mmですね。外径は、外側の直径でした。よって外径は、
です。外径は外側の直径なので、「内径+厚み×2」だと覚えてくださいね。
次は内径の問題です。
外径が120mmです。厚みが5mmですね。内径は、筒の内側の直径なので、
です。
今回は外径について説明しました。意味が理解頂けたと思います。外径は筒のような、中空断面の外側の直径です。内径との違いを理解してくださいね。建築では、鋼管や配管のように、中空断面の部材を使う機会が多いです。外径が、どの寸法か覚えてください。なお、直径は「φ」という用語を使います。下記の記事も併せて参考にしてくださいね。
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