【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
φとは、鋼管やパイプなど円形状の物の直径を表す記号です。今回は、φの意味、直径との関係、読み方、φと外径の関係について説明します。直径の記号、円の直径と円周の意味は、下記の記事が参考になります。
直径の記号は?1分でわかる意味、読み方、d、φの使い方、半径の記号
円の直径、円周とは?1分でわかる意味、円周や断面積から半径、直径
φは外径を意味することが多いです。外径の意味は下記が参考になります。
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
φとは円形のものの「直径」を表す記号です。建築では、
の寸法を表現するときに「φ」とします。
直径の意味は、下記が参考になります。
円の直径、円周とは?1分でわかる意味、円周や断面積から半径、直径
直径の記号は?1分でわかる意味、読み方、d、φの使い方、半径の記号
φは円形の直径を意味します。下図を見てください。例えば、下図の円形鋼管があります。柱として使います。この部材の寸法を表すとき、「φ100×3.2」という描き方をします。
φ100とは100mmの直径で、3.2は鋼管の厚みです。※円形鋼管については下記の記事が参考になります。
STK400の規格が丸わかり!一般構造用炭素鋼鋼管のサイズと断面性能
φは「ふぁい」と読みます。詳細は下記もご覧ください。
直径記号の読み方は?1分でわかる読み方、書き方、使い方、φとの関係
建築分野では、下記などに「φ」を使います。
構造図では、杭径の直径を「φ300」と描きます(外径の直径です)。また円形の窓(開口)は、φ1,000と直径を描きます。
設備のスリーブを表すとき、「φ」を使います。スリーブの意味は、下記の記事が参考になります。
スリーブってなに?梁のスリーブ位置や間隔、孔径、スリーブ補強
φは、「φ100」、「100φ」のどちらでもよいです。建築図面では、特に決まりはないので両方の表記をみます。
ただし、同じ図面内では描き方を統一すべきでしょう。
一般的に、φは「外径」の直径を表すことが多いです。ただし、設備用配管(スリーブ)で、内径を表すこともあります。
また丸鋼のように、そもそも内径がないものは、外径を表します。外径又は内径の違いは、構造的にも重要です。特に、構造躯体に孔をあける設備用配管の「φ」は、外径・内径のどちらか把握しましょう。
※スリーブについては下記が参考になります。
スリーブってなに?梁のスリーブ位置や間隔、孔径、スリーブ補強
今回はφについて説明しました。φの意味が理解頂けたと思います。φは円形柱、杭、丸鋼の鉄筋など、円形のものに対して使う記号です。図面や計算書でも一般的に使うので覚えましょうね。
直径の意味が分からない方は、下記も参考にしてくださいね。
直径の記号は?1分でわかる意味、読み方、d、φの使い方、半径の記号
円の直径、円周とは?1分でわかる意味、円周や断面積から半径、直径
φと単位の関係は?1分でわかる意味、使い方、読み方、mm、サイズ
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート