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kgfとは力、重量(重さ)の単位の1つです。例えば、1kgの質量に生じる力は1kgfのように表します。なお、Kgfは工学単位系(重力単位系)における力(重量、重さ)の単位で、現在はSI単位系の力の単位である「N(ニュートン)」を一般的に用います。今回はkgfの意味、kg、nとの違い、変換、kgf/cm2の意味、10kgfについて説明します。kgfの詳細は下記も参考になります。
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Kgfとは力、重量(重さ)の単位の1つです。Kgfはkg重とも表します。Kgf、kg重の読み方は「kgf(きろぐらむふぉーす)」「kg重(きろぐらむじゅう)」です。Kgf(kg重)の単位を用いると質量から力(重量)への変換が簡単で、たとえば、1kgの質量に生じる力は1kgf(1kg重)のように変換後も値は変わりません。
ただし現在では、力、重量の単位はSI単位系の「N(ニュートン)」を用います。後述しますがNの単位を用いると、1kgの質量に生じる力は9.8Nです。ニュートンとkgfの関係は下記が参考になります。
kgfとkg、nの違いを下記に示します。
・kgf ⇒ 力、重量(重さ)の単位の1つ(工学単位系)
・kg ⇒ 質量の単位
・n ⇒ 力、重量(重さ)の単位の1つ(SI単位系)
kgfとkg、nの例を下記に示します。
・10kgf ⇒ 10kgの質量に生じる力(重量)の値
・10kg ⇒ 物体そのものの質量が10kgであることを示す。物体の質量は地球でも月でも、宇宙空間でも変わらない。
・98n ⇒ 10kgの質量に生じる力(重量)で、地球上の重力加速度は9.8m/s2で1kgf≒9.8nより「10kgf≒98n」となる。月の重力加速度は約1.62m/s2より、10kgの質量に生じる力は月では16.2nとなる。よって、重力加速度が0の空間では10kgの質量に生じる力は0となる。
kgfからkg、nの変換を下記に示します。
・1kgf ⇒ 1kg
・1kgf≒9.8n
kgf、nは力の単位、kgは質量の単位です。kgfは工学単位系における力の単位で、1kgfは1kgの質量に生じる力を表します。よって、kgfからkg、kgfからkgの変換では値はそのままです。
NはSI単位系における力の単位で、1n=1kg×1m/s2と定義されます。地球の重力加速度は約9.8m/s2より、1kgの質量に生じる力をNの単位で表すと「1kg×9.8m/s2=9.8N」です。つまり、1kgfと9.8Nは同等の力なので「1kgf≒9.8N」ですね。kgfとkgの関係は下記が参考になります。
kgとkgfの違いは?1分でわかる意味、単位換算、kg重とニュートンの違いは?
kgf/cm2は圧力の単位の1つで、単位面積当たり(長さの単位がcm、面積の単位がcm2)の力(力の単位はkgf)です。kgf/cm2の詳細は下記が参考になります。
kgf/m2とは?1分でわかる意味、換算、n/m2、pa、mpaとの関係
10kgfとは10kgの質量に生じる力です。なお、1kgf≒9.8Nより10kgf=10×9.8=98Nになります。10kgfの詳細は下記が参考になります。
10kgfとは?どのくらいの力、何N、何キログラム、kgfの読み方、10kgf/cm2は何Mpa
今回はkgfについて説明しました。Kgfとは力、重量を表す単位の1つです。kgfを用いる場合、1kgの質量に生じる力は1kgfのように表します。Kgからkgfに単位変換しても値は変わらないので扱いが簡単です。なお、kgfはkg重と表すこともできます。なお、kgfは工学単位系(重力単位系)における力、重量の単位で、現在ではあまり用いません。ニュートンとkgfの関係は下記が参考になります。
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