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三角関数の加法定理(かほうていり)とはsin(α±β)=sinαcosβ±cosαsinβなどの公式です。α、βという異なる角度の合成に関する三角関数です。例えばsin(30+30)= sin30cos30+cos30sin30=1/2×√3/2+√3/2×1/2=√3/2のように加法定理が成立します。今回は三角関数の加法定理の意味、公式、応用と二倍角の公式について説明します。三角関数、加法定理の証明については下記が参考になります。
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三角関数の加法定理(かほうていり)の公式を下記に示します。±の関係に注意してください。なお符号は複合同順(ふくごうどうじゅん)です。複合同順の詳細は下記が参考になります。
加法定理を使えば、異なる角度を合成した三角関数を求めることができます。例えばsin(30+45)=sin30cos45+ cos30 sin45で算定できます。sin(75)を求める難しそうですが、よく使うsin30、sin45、cos30、cos45の組み合わせを計算するのは簡単ですね。
加法定理はsinだけでなくcosやtanでも成り立ちます。α=β=30°のときsin(α+β)が加法定理で解けるか確認します。
上記のようにsin(30+30)の結果とsin60の結果は一致しましたね。全ての角度で加法定理が成立するかは、加法定理の証明をご覧ください。下記が参考になります。
前述した加法定理を応用して「二倍角の公式」が導けます。α=βのときsin(α+β)= sin(α+α) = sin(2α)=sinαcosα+cosαsinα=2 sinαcosαです。cos2α、tan2αの公式を下記に示します。
二倍角の公式の詳細、証明は下記をご覧ください。
2倍角の公式とは?1分でわかる意味、求め方、問題、倍角の意味、証明
今回は三角関数の加法定理について説明しました。加法定理とはsin(α±β)=sinαcosβ±cosαsinβなどの公式です。異なる角度α、βを合成した三角関数を算定できます。α=30、β=45°のようによく使う角度を代入して、等式が成り立つかどうか確認しましょう。応用として二倍角の公式があります。下記も併せて勉強しましょうね。
2倍角の公式とは?1分でわかる意味、求め方、問題、倍角の意味、証明
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