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sin2θ+cos2θ=1はピタゴラスの定理から簡単に証明できる三角関数の公式の1つです。角度θ、斜辺a、底辺b、高さcの直角三角形を考えます。ピタゴラスの定理より「a2=b2+c2」です。また、b=acosθ、c=asinθなので「a2= (acosθ)2+( asinθ)2=a2cos2θ+a2sin2θ」です。全ての項にa2が付いているので両辺をa2で除すと「sin2θ+cos2θ=1」になります。
今回は、sin2θ+cos2θ=1の意味、証明、変形した公式、ピタゴラスの定理との関係について説明します。sin、cosの関係は下記が参考になります。
sin60度の値は?1分でわかる意味、分数の値、cos30、cos45の値
cos30度の値は?1分でわかる分数、小数の値、求め方、cos45度、sin60度の値
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sin2θ+cos2θ=1は三角関数の公式の1つです。余弦定理の証明などに用います。また「sin2θ+cos2θ=1」の公式はピタゴラスの定理を用いて簡単に証明できます。
ピタゴラスの定理とは?1分でわかる意味、証明、3:4:5の関係、三平方の定理との違い
下図をみてください。斜辺がa、底辺がb、高さがc、aとbのなす角度がθの直角三角形があります。
ピタゴラスの定理より、
です。また、三角比の関係より、
なので、それぞれ「b=、c=」の形に変形します。
上記をピタゴラスの定理に代入します。
上式の両辺をa2で割り算すると、
ですね。三角比、sin、cosの詳細は下記が参考になります。
三角比の定義は?1分でわかる定義、覚え方、表、直角三角形と単位円との関係
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また、sin2θ+cos2θ=1の定理を用いて余弦定理を証明できます。余弦定理の詳細は下記をご覧ください。
さらに、sin2θ+cos2θ=1を変形して、別の公式を導きます。sin2θ+cos2θ=1の両辺を「cos2θ」で割ります。
sinθ/cosθ=tanθなので、
となります。上式も良く使う公式です。
今回は、sin2θ+cos2θ=1について説明しました。sin2θ+cos2θ=1は、ピタゴラスの定理から簡単に導くことが可能です。直角三角形の辺の長さとsin、cos、tanとの関係、ピタゴラスの定理など下記も勉強しましょうね。
ピタゴラスの定理とは?1分でわかる意味、証明、3:4:5の関係、三平方の定理との違い
sin45度の値は?1分でわかる分数の値、求め方、cos45との違い、2分のルート2の関係
cos30度の値は?1分でわかる分数、小数の値、求め方、cos45度、sin60度の値
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