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複号(ふくごう)とは、「±(ぷらすまいなす)」の記号で表します。2つの式をまとめて表すときに使います。例えば、x+2とx-2を一度に表すと「x±2」になります。±と似た記号で?があります。±と意味は同じですが、複雑な式を表すときに使う記号です。今回は複号の意味、複号同順、複号任意の関係について説明します。正の数、負の数は下記が参考になります。
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複号とは「±(ぷらすまいなす)」で表す数学の記号です。+と-の両方の意味があります。複号は、2つの式を表すときに便利です。x+5とx-5は、複号を使えば
x±5
とまとめて表せます。複号は、平方根や二次方程式の解を表すとき使います。平方根は、必ず正の数と負の数があります。例えば2の平方根は
です。平方根の詳細は下記が参考になります。
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二次方程式の解は下式より算定します。
上式のように、解の中に複号を持ちます。二次方程式の解は下記が参考になります。
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複号の記号は、下記の2種類あります。
上記の複号は同じ意味ですが、プラスとマイナスの順序が違います。下式をみてください。
複号同順(ふくごうどうじゅん)とは、複数ある複合のうち、いずれも上側の符号、または下側の符号をとることです。よって、前式では下記の2式ができます。
x+y-z
x-y+z
片方は上側の符号をとり、もう一方は下側の符号をとるのは間違いです。上側の符号をとる場合、もう一方も上側の符号をとりましょう。
複号任意(ふくごうにんい)とは、複数ある複合のうち、符号の組み合わせを任意(自由)とすることです。
上式が複号任意のとき、下記の組み合わせがあります。
x+y-z
x-y+z
x+y+z
x-y-z
複号任意と複号同順の違いを覚えてくださいね。
今回は複号について説明しました。意味が理解頂けたと思います。複号を使うと、正の数と負の数を一度に表せます。平方根、二次方程式の解を求める時などに使います。複号の記号は±です。また複号同順、複号任意の考え方も理解しましょう。下記が参考になります。
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