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ルートの足し算は、ルートの中の数が重要です。ルートの中の数が同じ場合、足し算でより簡単な形で表せます。例えば√5+√5=2√5です。一方、ルートの中の数が違うと、それ以上簡単に表せません。√5+√3=√5+√3のままです。今回はルートの足し算、計算方法、ルートの中の数が違う場合、分数の足し算について説明します。
なお√の記号を「根号」といいます。根号、ルートの意味は下記が参考になります。
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根号とは?1分でわかる意味、読み方、書き方、定義、外し方と計算
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ルートの足し算は、√の中の数が重要です。ルートの中の数が同じ場合、違う場合で下記のように計算が変わります。
ルートの中の数が同じ場合 ⇒ √5+√5=2√5のように簡単にできる。
ルートの中の数が違う場合 ⇒ √5+√3=√5+√3のまま。これ以上簡単な形にできない。
ルートは平方根を表す記号で根号(こんごう)といいます。√aは2乗してaになる数を意味します。つまり√4=2、√9=3です。2乗して4になる数は「2」ですし、2乗して9になる数は3だからです。
なお2乗しても整数にならない数は、ルートの記号を外すことができません。√5や√3はそのまま表します。根号、平方根の意味は下記が参考になります。
根号とは?1分でわかる意味、読み方、書き方、定義、外し方と計算
平方根とは?1分でわかる意味、ルート、求め方、覚え方、公式と問題
またルートの付いた数は、2√5のように表すことが可能です。これは√5という数が2つあると考えてください。√5は、√5という数が1つあるという意味です。つまり、
2√5+√5=3√5
です。ルートの中の数が同じ場合、いったんルートの付いた数は無視して足し算してみましょう。このとき「ルートの外についた数」が大切です。2√5なら「2」、√5は「1」と判断してください。2+1=3のように2√5+√5=3√5と計算すれば良いのです。
ルートの中の数が同じ場合、ルートの付いた数の存在はあまり関係ありません。むしろルートの外についた数が重要です。
ルート(根号)の中の数が違う場合、それ以上簡単に表すことができません。例えば
は、そのまま√6+√3です。普通の足し算と同様に6+3=9と計算できないので注意してください。間違っても
のように計算してはダメです。√4=2のように、二乗して√の中の数となるよう計算します。よって2乗して整数にならない数はルートを付けたまま表します。
例えば√3、√6は、2乗して3になる数が無いのでそのままですが、これを無理やり小数で表します。
つまり
です。前述した間違った計算例を見てください。
となるため、間違った計算だと分かります。
なお、一見ルートの中の数が違う場合でも、部分的に根号を外してまとめて表すことも可能です。例えば
のような計算です。根号(ルート)の外し方、ルートの付いた数の足し算は下記が参考になります。
根号の計算は?1分でわかる意味、公式、足し算、引き算、掛け算、割り算の計算
ルートの付いた分数の足し算も難しく考える必要は無いです。例えば、
です。ルートの中の数が違う場合は、通常の分数の足し算と同様に最小公倍数を見つけて分母とします。
分子にルートが付くとどうでしょうか。
ですね。ルートの付く数があるといっても分数やルートの計算ルールは変わりません。分数の計算は下記が参考になります。
分数とは?1分でわかる意味、分母、分子、約分、掛け算と割り算の解き方
ただし分母にルートの付く数がある場合、有理化(ゆうりか)を行い、より簡単な形で表します。前述の例でいうと、
とします。有理化の詳細は下記をご覧ください。
今回はルートの足し算について説明しました。ルートの計算の特徴、ルートの中の数が違う場合の計算など理解頂けたと思います。ルートの中の数、外につく数をよくみて足し算しましょう。下記も勉強になります。
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