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二乗和の平方根は、複数の値をそれぞれ2乗して合計し、その平方根をとった値です。
「2乗した和(合計)」の「平方根(ルート)」を意味します。今回は二乗和の平方根の意味、計算、使い方、三平方の定理との関係について説明します。
※直角三角形の斜辺は、二乗和の平方根を使って計算可能です。下記も併せて参考にしてください。
ピタゴラスの定理とは?1分でわかる意味、証明、3:4:5の関係、三平方の定理との違い
直角三角形の斜辺の求め方は?1分でわかる計算、斜辺と高さ、辺の長さの関係
二乗和の平方根とは、複数の値をそれぞれ2乗して合計し、平方根をとった値です。用語を分解すると考えやすいです。
二乗和 ⇒ 2乗した値を足すこと(足すことを和という)
平方根 ⇒ ルート計算のこと。√2=1.41となる
直角三角形の斜辺を求めるとき、二乗和の平方根を使います。これをピタゴラスの定理といいます。詳細は下記が参考になります。
ピタゴラスの定理とは?1分でわかる意味、証明、3:4:5の関係、三平方の定理との違い
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二乗和の平方根を記号で表すと下記です。
c=a2+b2
d=√c
cの値が二乗和の平方根です。例えば、a=1、b=1とします。cは下記です。
c=√1+1=√2=1.41
a=2、b=5のとき、cは
22+52=29
√29=5.38
です。
二乗和の平方根の使い方には、下記があります。
・直角三角形の斜辺の計算
・斜め荷重の算定
・鉛直荷重、水平荷重による検定比の両方を考慮した検定比の算定
斜め荷重は、下記が参考になります。
部材は鉛直荷重、水平荷重の両方が作用する場合があります。力は大きさと方向を持ちます。鉛直と水平の両方を考慮した大きさは、二乗和の平方根で算定します。
二乗和の平方根は、三平方の定理と関係します。下式をみてください。
c=a2+b2
d=√c
両辺を2乗すると、
d2=a2+b2
です。dを斜辺、a、bを底辺、高さと考えれば、三平方の定理(ピタゴラスの定理)となります。三平方の定理の証明などは下記が参考になります。
ピタゴラスの定理とは?1分でわかる意味、証明、3:4:5の関係、三平方の定理との違い
今回は、二乗和の平方根について説明しました。二乗和の平方根の計算方法を理解してください。
斜辺の長さの算定に限らず、色々な場面で使います。ピタゴラスの定理を、併せて理解してくださいね。
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直角三角形の斜辺の求め方は?1分でわかる計算、斜辺と高さ、辺の長さの関係
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