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主働土圧は壁が背面土から離れる方向に変位するときの土圧、受働土圧は壁が背面土に向かう方向に変位するときの土圧です。
また、静止土圧は静止状態の壁に作用する土圧です。
静止土圧を基準に考えれば、壁が土から離れる方向に変位する主動土圧は静止土圧より小さく、
壁が土に押し込まれる受動土圧の方が、静止土圧より大きくなります。
今回は主働土圧と受動土圧の違い、意味、求め方、静止土圧の大きさについて説明します。
主働土圧、受働土圧の詳細は下記が参考になります。
主働土圧とは?1分でわかる意味、計算式、主働土圧係数の求め方、受働土圧との違いは?
受働土圧とは?1分でわかる意味、計算式、主働土圧との違い、受働土圧係数kpとは?
主働土圧と受働土圧の違いは下記の通りです。
・主働土圧 ⇒ 壁が背面土から離れる方向に変位するときに壁に作用する土圧
・受働土圧 ⇒ 壁が背面土から向かう方向に変位する(押し込まれる)ときに壁に作用する土圧
主働土圧、受働土圧の詳細は下記が参考になります。
主働土圧とは?1分でわかる意味、計算式、主働土圧係数の求め方、受働土圧との違いは?
受働土圧とは?1分でわかる意味、計算式、主働土圧との違い、受働土圧係数kpとは?
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主働土圧Paと受働土圧Ppの合力の求め方を下記に示します。γtは土の湿潤単位体積重量、Hは高さ、φは内部摩擦角です。
なお、上式より算定された土圧の合力は単位奥行き当たりの値で単位はkN/mです。また、地表面に荷重qが作用する場合、表面載荷重を考慮します。
静止土圧の合力P0の大きさは下式で求めます。
静止土圧の詳細は下記もご覧ください。
静止土圧とは?1分でわかる意味、計算式、主働土圧、受働土圧との違い、静止土圧係数とは?
今回は、主働土圧と受働土圧の違いについて説明しました。
主働土圧は壁が背面土から離れる方向に変位するときの土圧、受働土圧は壁が背面土に押し込まれるときの土圧です。
主働土圧と受働土圧の意味、土圧係数の詳細など下記も勉強しましょう。
主働土圧とは?1分でわかる意味、計算式、主働土圧係数の求め方、受働土圧との違いは?
受働土圧とは?1分でわかる意味、計算式、主働土圧との違い、受働土圧係数kpとは?
土圧係数とは?1分でわかる意味、求め方と内部摩擦角の関係、ka、k0の意味は?
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