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柱底均しモルタルとは、ベースプレート下にいれるモルタルのことです。単に無収縮モルタルといいます。今回は、柱底均しモルタルの意味、読み方、a種、b種の違い、柱底均しモルタルの施工について説明します。モルタルについては下記の記事も参考になります。
セメントとモルタル、コンクリートの特徴、違いを知るたった1つのポイント
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柱底均しモルタルとは、ベースプレート下にいれるモルタルです。コンクリート部材と鉄骨部材を接合するとき、必ず柱底均しモルタル(無収縮モルタル)が必要です。建築の実務では、単に「無収縮モルタル」といいます。
無収縮モルタルの厚みは、30mmまたは50mmとします。無収縮モルタルは、一般的に、下記の配合とします。
柱底均しモルタルは、コンクリートとベースプレート下に、はいります。鉄骨柱の柱脚に必要な部材です。柱脚について、併せて参考にしてくださいね。
無収縮モルタルは、名前の通り「収縮しないモルタル」です。無収縮モルタルの品質を下記に整理しました。
上記の圧縮強度や無収縮性を確認します。試験方法はJISによります。
柱底均しモルタルは「はしらぞこならしもるたる」と読みます。無収縮モルタルは「むしゅうしゅくもるたる」です。
柱底均しモルタルは
の2種類があります。特記なければ、A種を使います。A種とB種の違いを下記に整理しました。詳細は、下記の書籍によります。
柱の建込み前に、柱の支持に必要な硬練りのモルタルなどをベースプレート中央下部に所定の高さに塗り付ける。柱の建込後、ベースプレート回りに型枠を設ける。無収縮モルタルをベースプレートの周囲からあふれ出るまで圧入する。
柱の建込み前に、柱の支持に必要な硬練りのモルタルなどをベースプレートの中央下部に所定の高さに塗り付ける。柱の建込後、ベースプレート下全面に十分にいきわたるよう、適切な方法でモルタルを詰め込む。ただし、ベースプレートの大きさが300mm角程度以下の場合は、モルタルを所定の高さに平滑に仕上げておき、柱を建てこむことができる。
A種とB種で微妙な違いですが、A種の方が、型枠がある分、施工も簡単ですね。
柱底均しモルタルの施工法の概略を下記に整理しました。
・柱の建込御前に、柱の支持に必要な硬練りのモルタルなどをベースプレート中央下部に所定の高さに塗り付ける。
・柱の建込後、ベースプレート回りに型枠を設ける(A種とB種で考え方が違います)。
・無収縮モルタルをベースプレートの周囲からあふれ出るまで圧入する。
今回は柱底均しモルタルについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。柱底均しモルタルは、単に無収縮モルタルともいいます。鉄骨柱とコンクリートを接合する箇所は、必ず必要です。柱底均しモルタル(無収縮モルタル)は、収縮しないモルタルです。どのような品質が必要か覚えくださいね。下記の記事も併せて参考になります。
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