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柱型とは壁の一部を柱状にした部分です。又は、鉄骨柱の柱脚部を鉄筋コンクリートで補強した部分をいいます。今回は、柱型の意味、柱型と梁型の違い、柱型の配筋、柱型と鉄骨・基礎との関係について説明します。※鉄骨柱を柱型で補強した柱脚を、根巻き柱脚といいます。下記の記事が参考になります。
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柱型は、壁の一部を柱状にした部分です。また、鉄骨柱の柱脚をRC柱で補強した部分をいいます。主に鉄骨造で使う用語です。下図をみてください。この部分が柱型です。
鉄骨造では、鉄骨柱を表し(鋼の表面をそのまま仕上げとすること)にすることは無いです。必ず断熱材およびボードで囲みます。
柱は壁よりも断面が大きいので、柱形状に壁をつくる必要があります。この部分が柱型です。柱型は部屋内(部屋の中)にでてくるので、部屋や廊下の有効寸法が狭くなります。
柱型は、鉄骨柱にボードや金具を取り付けるため、鉄骨柱に比べて大きくなります。
柱型は「はしらがた」と読みます。なお、梁型は「はりがた」です。
柱型と梁型の違いを下記に整理しました。
柱脚部の柱型は、鉄骨柱を補強する目的があります。よって所定の配筋をいれてください。脚部に作用する曲げモーメントを負担できる配筋です。詳しくは下記の記事が参考になります。
また、計算法や設計法は接合部設計指針、柱脚指針が参考になります。
鉄骨柱と柱型は、下図の関係があります。
なお、柱型の高さを鉄骨柱の2.5~3倍以上にした柱脚を根巻き柱脚といいます。
根巻き柱脚にしなくても、鉄骨柱の耐久性(錆びさせない)の目的で柱型をつくります。
柱型と基礎の関係を下図に示しました。
前述した柱型の配筋は、基礎に定着されます。よって柱型と基礎は、必ず一体化します。また地中梁が繋がる場合、地中梁の鉄筋が柱型および基礎に定着されます。
今回は柱型について説明しました。柱型の意味が理解頂けたと思います。柱型は部屋の内側に出ることが多いです(最近では柱型を外側にだす建物もあります)。鉄骨柱が大きいと、その分部屋が狭くなることを覚えてください。鉄骨柱に金具を取り付け、ボードを張るので、鉄骨柱より数百mm大きくなることもあります。なお、柱脚の柱型については下記の記事も参考になります。
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