建築学生が学ぶ構造力学

  1. HOME > 基礎構造を学ぶ > ボーリング調査ってなに?すぐに分かるボーリング調査と標準貫入試験

ボーリング調査ってなに?すぐに分かるボーリング調査と標準貫入試験

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)


ボーリング調査の意味をご存知でしょうか。建築の専門家以外が耳にすると、玉を転がしてピンを倒す、あの「ボーリング」を思い出します。しかし建築業界で使うボーリングは全く違う意味で、地盤調査の一種です。


今回は、そんなボーリング調査の意味と目的について説明します。ボーリング調査の1つに標準貫入試験があります。また、ボーリング調査は無水掘りで行います。標準貫入試験、無水掘りの意味は下記が参考になります。

標準貫入試験とは?1分でわかる意味、打撃回数とn値の関係、試料の種類

無水掘りとは?1分でわかる意味、ボーリング調査との関係、清水掘り

100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事

ボーリング調査ってなに?その目的とは

そもそもボーリングの語源は英語の「boring」からきています。これは、穴を空ける(bore)という意味が~ingで変形した言葉です。ちなみに玉を転がすボーリングは、英語で(bowling)で単語も意味も全然違います。


さて、そんなボーリング調査は地盤調査の1つです。全ての建物は地面(地盤)の上に建てます。しかし、建物が建つ地盤の良い・悪いをどう判断すれば良いでしょうか。地盤が悪い土地に家を建てるなら、相応の対策が必要です。対策を立てるためには、地盤の強さや種類を知る必要があります。これを調べる調査を、地盤調査といいます。


ボーリング調査は、前述した英語の意味通り、地面を掘削(掘ること)しながら、地盤の強度を調べます。現在、ボーリング調査で行われる最も一般的な試験の1つが「標準貫入試験」です。これは後述します。他にも、ボーリング調査には下記の試験があります。


これは地震時の液状化や、地震時における地面の強さを計測する試験です。これもボーリング調査の1つです。


孔内水平載荷試験の意味は、下記が参考になります。

孔内水平載荷試験の目的と試験方法

ボーリング調査の方法(標準貫入試験について)

標準貫入試験は最も良く行われるボーリング調査の1つです。では具体的に、標準貫入試験とは何を行うのか説明します。下図は、標準貫入試験に用いる器具です。



標準貫入試験の概略を説明します。図のように、ヤグラを組んで滑車を取り付け、滑車にはロープを付けます。このロープには、落下装置やハンマー(重り)、サンプラー(土を採取する器具)が吊ってあります。


ロープを巻き上げ、一定の位置から地面に向かってハンマーを落とします(自由落下)。このとき、ハンマーの重さで地面が少しづつ掘削されます。同時に、先端のサンプラーで土を採取します(後で土の分析をするため)。


これを何十回、何百回と繰り返すことで、数十メートルもの地質や強度を調べることが可能です。ハンマーの自由落下による力で地面を掘削するため、柔らかい地盤は簡単に掘削できますが、逆に固い地盤は、中々掘削できません。よって、ハンマーを落下させた「回数」を地盤の強度とみなします。この回数を「N値」といいます。※N値については、下記が参考になります。

n値とは?1分でわかる意味、目安、求め方、地盤、n値40や50の地耐力


さて、実際の試験方法は細かな規定があり、JISで試験方法は決められています。下記の通りです。



以上の流れで試験を行います。標準貫入試験の詳細は、下記も参考になります。

標準貫入試験とは?1分でわかる意味、打撃回数とn値の関係、試料の種類

ボーリング調査で分かること

ではボーリング調査では、何がわかるでしょうか。前述したように、ボーリング調査は地盤調査の1つです。地盤の種類や強さを調べるために行います。例えば標準貫入試験を行うことで下記の結果が得られます。



ボーリング調査は、地盤調査の中で最も多くの情報が得られます。住宅の地盤調査では、サウンディング方法などの簡易試験が用いられますが、公共施設や大規模な施設になると必ずボーリング調査が必要です。地盤の性質を知ることは、建物を建てる上で最も大事なことなのです。※サウンディング方法については、下記が参考になります。

スウェーデン式サウンディング試験とは?1分でわかる意味、地耐力、深さ


ボーリング調査で測定したN値をプロットした図を、土質柱状図といいます。※N値、土質柱状図の詳細は、下記が参考になります。

n値とは?1分でわかる意味、目安、求め方、地盤、n値40や50の地耐力

土質柱状図とは何か?

まとめ

今回は、ボーリング調査について説明しました。ボーリング調査には、標準貫入試験と孔内水平載荷試験の2つがあること。標準貫入試験の方法や目的が理解していただけたと思おいます。以上、今回の記事が参考になれば幸いです。


ボーリング調査の1つである、標準貫入試験と孔内水平載荷試験の意味も勉強しましょう。下記を参考にしてくださいね。

標準貫入試験とは?1分でわかる意味、打撃回数とn値の関係、試料の種類

孔内水平載荷試験の目的と試験方法

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)



▼こちらも人気の記事です▼

▼人気の記事ベスト3▼

▼用語の意味知らなくて大丈夫?▼

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集

▼同じカテゴリの記事一覧▼

▼カテゴリ一覧▼

▼他の勉強がしたい方はこちら▼

建築構造がわかる基礎図解集

わかる1級建築士の計算問題解説書

計算の流れ、解き方がわかる!1級建築士【構造】計算問題解説集

あなたは数学が苦手ですか?

わかる!実務で使う数学知識の基礎講座

公式LINEで気軽に学ぶ構造力学!

一級建築士の構造・構造力学の学習に役立つ情報を発信中。

友だち追加

【フォロー求む!】Pinterestで図解をまとめました

図解で構造を勉強しませんか?⇒ 当サイトのPinterestアカウントはこちら

限定メールマガジン

わかる2級建築士の計算問題解説書!

【30%OFF】一級建築士対策も◎!構造がわかるお得な用語集

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集
pdf版の学習記事

更新情報

プロフィール

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

人気の記事ベスト3

同じカテゴリの記事一覧

Topへ >>

  1. HOME > 基礎構造を学ぶ > ボーリング調査ってなに?すぐに分かるボーリング調査と標準貫入試験
  2. 1級の過去問(計算)解説
  3. 限定メルマガ
  4. わかる建築構造の用語集・図解集
  5. 1頁10円!PDF版の学習記事