この記事の要点
比重が大きい物質は重く、比重が小さい物質は軽いです。
比重は、水の密度とある物質の密度との比率です。
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比重が大きい物質は重く、比重が小さい物質は軽いです。
比重は、水の密度とある物質の密度との比率です。
なお、水の密度は約1g/cm3なので「比重=物質の密度÷水の密度≒物質の密度」より、ある物質の密度と比重の値は概ね等しくなります。
今回は、比重が大きいとどうなるか、小さいの意味、比重が大きい物質、体積との関係について説明します。
比重の詳細は下記が参考になります。
比重の単位とは?無次元の意味・密度(g/cm3)との違いとLの計算
密度と比重の違いと換算方法|関係式と計算式をわかりやすく解説
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比重が大きい物質は重く、比重が小さい物質は軽いです。
比重は水の密度とある物質の密度との比率です。
水の密度は約1g/cm3なので「比重=物質の密度÷水の密度≒物質の密度」より、ある物質の密度と比重の値は概ね等しくなります。
つまり、比重が大きい、小さいとは「密度が大きい、小さい」と同様の考え方ができます。
また、比重が1より大きい場合、その物質は水よりも重いので沈みます。逆に比重が1より小さい場合、その物質は水に浮かびます。たとえば木材、プラスチックなどは比重が1未満のため水の上に浮かびます。比重の詳細は下記が参考になります。
比重の単位とは?無次元の意味・密度(g/cm3)との違いとLの計算
密度と比重の違いと換算方法|関係式と計算式をわかりやすく解説
比重が大きい物質を下記に示します。金属は日常生活で見る比重が大きな物質です。
・鉛 ⇒ 11.35
・銅 ⇒ 8.96
・真鍮 ⇒ 8.5
・ステンレス ⇒ 7.93程度(ステンレスの種類によって変動)
・鋼 ⇒ 7.85
・鉄 ⇒ 7.1~7.4程度
・チタン ⇒ 4.54
・ジュラルミ ⇒ 2.8
・アルミ ⇒ 約2.7(アルミの種類によって変動)
比重に体積を掛け算すると質量の値が算定できます。ただし、厳密には「密度に体積を掛け算すると質量が算定」できます。比重の値≒密度の値より、比重と体積を掛け算しても質量の値が得られるのです。
混同しやすい用語
比重(ひじゅう)
水の密度を基準にした物質の密度の比率で、無次元数です。
比重が大きいほど同じ体積でも重く、比重が小さいほど軽い物質であることを示します。
密度(みつど)
単位体積当たりの質量のことで、g/cm3やkg/m3などの単位を持ちます。
比重と数値は概ね同じですが、有次元量であり本質的に異なる物理量です。
単位体積重量(たんいたいせきじゅうりょう)
単位体積当たりの重量を示す量で、kN/m3で表します。
密度に重力加速度を掛けて求めます。
比重・密度と混同されやすい用語ですが、重力を含む点が異なります。
比重が大きいを整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 比重が大きい(>1) | 水より重く、水に沈む | 例:鋼=7.85、銅=8.96 |
| 比重が小さい(<1) | 水より軽く、水に浮く | 例:木材、プラスチック |
| 比重と体積の関係 | 質量≒比重×体積 | 比重≒密度の値 |
今回は、比重が大きい、小さいの意味について説明しました。比重が大きい物質は重く、比重が小さい物質は軽いです。比重は水の密度とある物質の密度との比率です。比重の詳細は下記が参考になります。
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
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鉄骨造(鋼材比重7.85)とRC造(コンクリート比重2.4)では単位体積重量に大きな差があります。構造種別ごとの単位体積重量の違いが、基礎設計や柱断面設計に与える影響を理解しておきましょう。