1. HOME > 構造計算の基礎 > 建築の専門用語 庇とは何か?

庇について

庇という感じを調べてみると、「おおうこと。かばう。」と出てきます。なるほど、庇の意味を直接的に教えてくれました。


庇の機能としての意味は、辞典の通りで良いかと思います。でも、建築的に構造的に庇を解釈するなら、もう少しコメントが必要です。


それは、「片持ち形式の屋根」と言い換えることができます。庇の先端に柱が立っている場合は、庇ではなく「ただの屋根」ですし、やっぱり庇はある部材から片持ちで持っている屋根なんでしょう。


ところで、庇にも種類があってRC庇と鋼製庇、アルミ庇等に分けられます。建物がRC造であれば、RC庇は一般的に用いられます。


また、RC造でも軽量化を図るためや、RCだと飛ばすことが出来ないスパンを鋼製庇により作ることもあります。また非常に軽微な庇は既製品のアルミ庇を用います。


以上のように庇といっても多くの種類があります。さらに、構造的には庇は非常にやっかいです。そもそも片持ち材というのは1端しか支持していないので、非常に不安です。自重で落ちないか、片持ち長さは何メートルなのか?は当然チェックすべき項目です。


意匠設計者はその点が無頓着なので、片持ち庇が勝手に長くならないように構造図にはきっちり寸法を明記しておきましょう。そうしないと現場で勝手に長くなったとき、安全性が担保できませんよ。

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