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σは構造力学や材料力学では、「応力度」「応力」の意味で使います。数学ではΣ(ラージシグマ)を総和計算の記号として使います。今回はσの意味、読み方、建築での意味、数学での使い方、各公式について説明します。※建築では色々なギリシャ記号を使います。εについては下記が参考になります。
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応力度、応力の意味は下記をご覧ください。
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σとは、構造力学や材料力学では、「応力度」や「応力」の意味で使います。ギリシャ記号です。建築の構造力学(材料力学)では、応力度の意味で使うことが多いです。
σを単に「しぐま」と読みます。応力度、応力については下記が参考になります。
ただ、数学では全く違う意味です。数学では、σではなくΣと書きます。Σは、数の総和という意味です。エクセルの計算式に「sum」があります。ΣとSumは似た意味ですね。
σは「しぐま」と読みます。数学で使うΣは「らーじしぐま」です。ただ、σとΣを混用しないときは、単に「しぐま」と読んでもいいでしょう。下記も参考にしてください。
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建築では使うσは、応力度という意味です。σは色々な公式に使います。
σ(応力度)の公式を下記に整理します。
・σ=Eε
・σ=M/Z
・σ=P/A
σは応力度、Eはヤング係数、εはひずみの記号です。詳細は下記をご覧ください。
また、Mは曲げモーメント、Zは断面係数の意味です。詳細は下記が参考になります。このとき計算するσを曲げ応力度といいます。
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Pは軸力、Aは断面積です。軸力が作用する部材に生じる応力度です。応力度の種類は下記が参考になります。
数学では小文字のσではなく、「Σ」と書きます。Σは数の総和(合計)です。Σは下記のように使います。
上式の「5」は、「i+1」の計算を5回繰り返すという意味です。さらに、iを5まで変えて計算します。i=1とは、「1から計算を始める」意味です。上式の総和の計算は、下記です。
総和=(1+1)+(2+1)+(3+1)+(4+1)+(5+1)=20
です。
今回はσについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。建築で、σは応力度や応力の意味です。ただ、数学や物理では、Σで表し、数の総和を意味します。両者の違いを覚えてくださいね。また、建築ではσ(スモールシグマ)ですが、数学ではΣ(ラージシグマ)です。建築では色々なギリシャ記号を使います。εについても勉強してくださいね。
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