この記事の要点
応力の記号はM(曲げモーメント)・Q(せん断力)・N(軸力)の3種類が基本で、構造計算で頻繁に使われる。
応力度の記号はσ(垂直応力度)・τ(せん断応力度)・ε(ひずみ)などギリシャ文字で表されることが多い。
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応力の記号は、ギリシャ文字やローマ字を使います。構造力学や構造計算の実務でも、一般的に記号を使って応力を表します。今回は応力の記号と意味、種類、読み方、ニューとローの意味について説明します。応力の意味は、下記の記事が参考になります。
応力と関係する用語に、ひずみがあります。ひずみの記号は、下記が参考になります。
ひずみ・ひずみ度とは?意味・公式(ΔL/L)・単位・応力との関係を解説
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応力の計算は記号を使います。応力の記号はローマ字やギリシャ文字を使います。例えば曲げモーメントの記号は「M」と書きます。構造計算で、共通して使う記号なのでぜひ覚えてくださいね。下記も参考になります。
構造計算の記号とは?応力・断面・材料の記号一覧と読み方(構造力学記号表)
応力の記号の種類を下記に整理しました。
M ⇒ 曲げモーメント
Q ⇒ せん断力
N ⇒ 軸力(軸方向力)
上記を応力または断面力ともいいます。各応力の意味は下記をご覧ください。
間違えやすいですが、「σ」は応力度の記号です。応力度の記号を下記に整理しました。
σ=M/Z ⇒ 曲げ応力度
τ=Q/A ⇒ せん断応力度
σ=P/A ⇒ 軸方向応力度
Zは断面係数、Aは断面積、Pは軸方向に作用する集中荷重です。曲げ応力度と軸方向応力度は同じ記号を使います。なお、「σ」はΣの小文字記号です。大文字記号の「Σ」は、数学で総和を表します。Σの意味は、下記の記事も参考になります。
σ(シグマ)とは?応力度での読み方・意味・建築での使い方と公式
応力度の意味は下記を参考にしてください。
前述した応力の記号の読み方を、下記に整理しました。
M ⇒ えむ
Q ⇒ きゅー
N ⇒ えぬ
応力度の記号の読み方は下記です。
σ ⇒ しぐま
τ ⇒ たう
上記のギリシャ文字は、良く使う記号です。読み方を覚えてください。下記もご覧ください。
σ(シグマ)小文字の書き方・手書き方法と標準偏差との関係を解説
せん断応力の記号τ(タウ)とは?読み方・単位・許容せん断応力の記号も解説
構造力学では、ニューとローは下記の意味があります。
ニュー(ν) ⇒ ポアソン比など
ロー(ρ) ⇒ 密度など
νは、ポアソン比の記号で使います。ポアソン比は、縦と横方向の歪の比率です。ポアソン比の意味は下記が参考になります。
ポアソン比 意味 縦弾性係数 ヤング率 材料特性 鋼 コンクリート
ρは、材料の密度を表す記号です。構造力学だけでなく、物理や土木工学でも同様の記号を使います。ローの書き方、密度や比重の意味は、下記が参考になります。
ρの書き方は?1分でわかる書き方(書き順)、σ、δの書き方、密度との関係
密度と比重の違いと換算方法|関係式と計算式をわかりやすく解説
混同しやすい用語
σ(シグマ)とτ(タウ)
σは垂直応力度(垂直方向の力/面積)、τはせん断応力度(水平方向の力/面積)を表すギリシャ文字。
単位はともにN/mm2。
M・Q・N(ローマ字記号)
M=曲げモーメント(kN・m)、Q=せん断力(kN)、N=軸力(kN)。
応力の大きさを表す記号で、応力度の記号(σ・τ)とは別物。
応力の記号を整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| M(エム) | 曲げモーメント | 単位:kN・m。引張・圧縮を生じさせる |
| Q(キュー) | せん断力 | 単位:kN。部材をずらそうとする力 |
| N(エヌ) | 軸力(軸方向力) | 単位:kN。圧縮・引張の軸方向力 |
今回は応力の記号について説明しました。
意味が理解頂けたと思います。
応力の記号として、M、Q、Nがあります。
構造計算の実務でも、一般的に使う用語なので覚えてください。
また、荷重の記号やひずみの記号など、他にも色々な記号を使います。
丸暗記すると大変なので、問題や仕事を通して、身に付けましょう。
応力、荷重の意味もあわせて理解してくださいね。
下記が参考になります。
構造計算の記号とは?応力・断面・材料の記号一覧と読み方(構造力学記号表)
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。
