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第4象限の範囲は?1分でわかる意味、第3象限との違い、cos、tanとの関係は?

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第4象限とは、座標平面を4つに分けたうちの「右下の範囲」をいいます。なお、座標平面とは、原点Oで直交する2つの座標軸(x軸とy軸)を定め、平面上の点を表すことのできる平面です。右上を第1象限として、反時計回りに「第2象限 ⇒ 第3象限 ⇒ 第4象限」と定められています。座標平面では、原点Oより右、上が正の値、原点Oより左、下が負の値です。よって、実数の組が(正の値,負の値)のとき第4象限の範囲に入ります。


今回は、第4象限の範囲と意味、第3象限との違い、cos、tanとの関係について説明します。第1象限、第2象限、座標の詳細は下記が参考になります。

第1象限とは?1分でわかる意味、読み方、範囲と軸、sinとの関係

第2象限とは?1分でわかる意味と定義、読み方、覚え方、cosとの関係

座標とは?1分でわかる意味、距離、xy、xyzとの関係

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記事を書いた人

ハナダユキヒロ/建築学生が学ぶ「構造力学」

難解な構造力学、建築構造の用語を分かりやすく解説する専門家。高等専門学校在学中から建築学生が学ぶ「構造力学」を運営。その後、国立大学大学院⇒組織設計事務所⇒弊サイト運営に従事している。

著書:「わかる構造力学/工学社」、「わかる構造力学 改訂版/工学社」

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第4象限の範囲は?第3象限との違い

第4象限とは、座標平面を4つに分けたうちの「右下の範囲」を言います。下図に第4象限を示しました。


第4象限


座標平面とは、原点Oで直交する2つの座標軸(X軸、Y軸)を定め、平面上の点を表すことのできる平面です。※座標、座標平面の詳細は下記をご覧ください。

座標とは?1分でわかる意味、距離、xy、xyzとの関係

座標平面とは?1分でわかる意味、作成、距離、2点を描く方法


座標平面を見てわかるように、右上を「第1象限」として反時計回りに「第2象限 ⇒ 第3象限 ⇒ 第4象限」と定義されます。※第1象限、第2象限の詳細は下記が参考になります。

第1象限とは?1分でわかる意味、読み方、範囲と軸、sinとの関係

第2象限とは?1分でわかる意味と定義、読み方、覚え方、cosとの関係


座標平面には正負の値を表示できます。原点Oより「右、上」は正の値、原点Oより「左、下」が負の値です。よって、実数の組の符号が「正(+),負(-)」のとき、第4象限に表示されます。


その他、実数の組と符合、各象限の関係を下記に整理しました。


・(正,正) ⇒ 第1象限

・(負,正) ⇒ 第2象限

・(負,負) ⇒ 第3象限

・(正,負) ⇒ 第4象限


例を下図に示しました。


第4象限と符合

cos、tanの関係は?

cos、tanなどの三角関数の符号は、θがどの象限の角にあるかで変わります。Cos、tanの符号を下図に示しました。


cos、tanと第4象限の符号


cos、tanと第4象限の符号2


cosθ、tanθの「θ」が第4象限にあるとき、各符号は「+(cosθの符号)、-(tanθの符号)」になります。

まとめ

今回は、第4象限について説明しました。第4象限とは、座標平面を4つに分けたうちの「右下の範囲」です。右上から第1象限として反時計回りに「第2象限 ⇒ 第3象限 ⇒ 第4象限」と定義されます。第1象限、座標、座標平面の意味など下記も勉強しましょう。

第1象限とは?1分でわかる意味、読み方、範囲と軸、sinとの関係

座標とは?1分でわかる意味、距離、xy、xyzとの関係

座標平面とは?1分でわかる意味、作成、距離、2点を描く方法

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