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二等辺三角形の角度は、頂角が分かれば低角を求めることが可能です。二等辺三角形の2つの低角は同じ値になるからです。例えば、頂角が90度のとき2つの低角は45度です。今回は二等辺三角形の角度、求め方、辺の長さとの関係について説明します。特殊な二等辺三角形として、直角二等辺三角形があります。下記が参考になります。
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二等辺三角形の角度は、1つの角度が分かれば、他の2つの角度が計算できます。下図をみてください。これが二等辺三角形です。
三角形の角度は合計すると180度です。頂角をα、低角をθとします。よって
α+2θ=180
です。例えば頂角α=30度のとき、
α+2θ=180
30+2θ=180
2θ=180-30=150
θ=75度
です。また、1つの低角が既知の場合でも、頂角を求めることが可能です。2つの低角θは同じ値だからです。よって、θ=40度のとき、
α+2θ=180
α+2×40=180
α=180-80=100
です。
色々な二等辺三角形の角度を求めましょう。下図をみてください。頂角が90度です。前述した計算式を使います。
α+2θ=180
90+2θ=180
2θ=90
θ=45
頂角が直角の二等辺三角形を、直角二等辺三角形といいます。次の問題です。低角が60度のとき、頂角を計算しましょう。
α+2θ=180
α+2×60=180
α=180-120=60
全ての角度が等しい三角形になりました。これを正三角形といいます。
二等辺三角形の角度で、なぜ低角が等しくなるか考えましょう。二等辺三角形とは、下図のように2辺が等しい三角形です。
形
上図の二等辺三角形の頂角から底辺に向かって垂線を引きます。2辺が等しいので、この垂線は底辺を二分します。垂線を二等分線といいます。
二等分線を引いてできた2つの三角形は、全ての辺の長さが同じです。よって、低角の角度は同じになります。
今回は二等辺三角形の角度について説明しました。理解頂けたと思います。二等辺三角形は、二辺が等しい三角形です。2つの低角が等しくなります。1つの角度が分かれば、全ての角度が計算できます。特殊な二等辺三角形に、直角二等辺三角形や正三角形があります。下記も参考になります。
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