【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
直角二等辺三角形は、1辺の長さが既知なら(分かっていれば)他の辺の長さが求められます。これは二等辺三角形が、底辺と高さが同じ長さのためです。今回は直角二等辺三角形の辺の長さ、求め方、公式、辺の長さと角度の関係、公式の証明について説明します。下記の記事も併せて勉強しましょう。
直角三角形の斜辺の求め方は?1分でわかる計算、斜辺と高さ、辺の長さの関係
直角三角形の底辺の長さは?1分でわかる計算、斜辺、高さ、角度との関係
ピタゴラスの定理とは?1分でわかる意味、証明、3:4:5の関係、三平方の定理との違い
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
下図に直角二等辺三角形を示します。
斜辺以外の2辺が「等辺(辺の長さが同じ)」です。直角三角形の中でも、さらに特殊な三角形といえます。直角二等辺三角形の特徴は、
・辺の長さの比が「1:1:√2」
・角度が45度
である点です。上記は是非覚えてください。下記も参考になります。
直角二等辺三角形と三平方の定理の関係は?3分でわかる計算、公式、辺の比、例題
直角二等辺三角形の辺の長さの公式を下記に示します。
斜辺Lを計算するときは、他の2辺を√2倍してください。他の2辺を求める時は、斜辺に1/√2をかけます。
実際に直角二等辺三角形の長さを計算しましょう。
直角二等辺三角形の斜辺が既知です。よって、他の2辺を求めるためには、√2で割ればよいですね。
直角二等辺三角形の他の2辺が既知です。斜辺は√2倍します。よって、
です。なお、√2はあえて小数点に直す必要は無いです。
直角二等辺三角形は、直角以外の角度が45度です。三角形の角度は、合計すると必ず180度になります。直角二等辺三角形は、他の2辺が同じ長さなので、直角以外の角度も同じです。未知の角度をαとすると、
180-90-2α=0
2α=90
α=45
です。
直角二等辺三角形の公式を簡単に証明します。ピタゴラスの定理を用います。下図のように、直角二等辺三角形の辺の長さを定義します。
x2+y2=z2
x=y
なので、
x2+x2=z2
2 x2=z2
z=√2 x
です。zは斜辺、xは他の2辺の長さです。公式と同じ結果になりました。
今回は直角二等辺三角形の辺の長さについて説明しました。公式、求め方など理解頂けたと思います。直角二等辺三角形は、直角三角形の中でも特殊です。計算方法だけでなく、ピタゴラスの定理との関係も理解しましょう。下記が参考になります。
ピタゴラスの定理とは?1分でわかる意味、証明、3:4:5の関係、三平方の定理との違い
直角二等辺三角形と三平方の定理の関係は?3分でわかる計算、公式、辺の比、例題
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート