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正三角形の辺の比率は「1:1:1」ですが、正三角形の頂点から垂線を下ろして2つの直角三角形を作ります。この直角三角形の辺の比率は「1:2:√3」になります。この辺の比率は三平方の定理(ピタゴラスの定理)から算定できます。今回は、正三角形の辺の比率の値と計算方法、底辺と高さの比について説明します。三角形の辺の比、三平方の定理は下記が参考になります。
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正三角形とは全ての辺の長さが等しい三角形です。よって、正三角形の辺の比は「1:1:1」になります。
正三角形の頂点から垂線を下ろすと、2つの直角三角形がつくれます。この直角三角形の辺の比は「1:2:√3」になります。
三角形の辺の長さの比が「綺麗」になる特殊な直角三角形の1つです。
なぜ「1:2:√3」になるか解説します。元の正三角形の辺の長さを「1」とするなら、直角三角形の「底辺=1/2、斜辺=1」です。2つの辺の長さが既知なので「三平方の定理」を用いて高さを求めます。
上記の通り、高さは「√3/2」になりました。よって、辺の長さの比率は「底辺:高さ:斜辺=1/2:√3/2:1」です。「1/2:√3/2:1」の全体に2を掛けると「1:√3:2」になります。三平方の定理の詳細は下記をご覧ください。
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正三角形を半分にしてつくった直角三角形の底辺と高さの比を求めましょう。底辺=1/2、高さ=√3/2なので、
となります。なお、直角三角形の角度と辺の比の関係を「三角比」といいます。三角比の詳細は下記が参考になります。
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今回は正三角形の辺の比率について説明しました。正三角形は全ての辺の長さが等しい特殊な三角形です。さらに、正三角形を2つの直角三角形に分割すると、辺の比は「1:2:√3」になります。三角比、三角関数でよく使う比率なので必ず暗記しましょうね。比率を求めるためには三平方の定理が必要です。下記も併せて学習しましょう。
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