この記事の要点
基礎鉄筋のかぶり厚さは最小60mm(設計値70mm)が規定されており、地中環境での腐食リスクに対応するため一般部材より厚く設定されています。
D13のかぶりも他の径と同様に最小60mm以上が必要で、捨てコンクリート上への施工が前提です。
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基礎鉄筋のかぶり厚さは「最小かぶり厚さで60mm」「設計かぶり厚さで70mm」です。
基礎は地中に埋まっており、地上よりも過酷な状況のため柱や梁などと比べて、かぶり厚さが大きくなっています。
今回は基礎鉄筋のかぶりの値、考え方、規格値、D13のかぶりについて説明します。かぶりは下記が参考になります。
設計かぶり厚さとは?1分でわかる意味、基礎、鉄筋との関係、最小かぶり厚さとの違い
最小かぶり厚さとは?1分でわかる意味、柱、壁のかぶり厚さ、設計かぶり厚さとの違い
基礎鉄筋の詳細は下記も参考になります。
基礎鉄筋とは?1分でわかる意味、種類、太さ、位置、ピッチ、かぶり厚さ
基礎鉄筋のかぶり厚さは「最小かぶり厚さで60mm」「設計かぶり厚さで70mm」です。下表をみてください。基礎を含めた各部材の鉄筋のかぶり厚さを示しました。
【表 鉄筋のかぶり厚さ(基礎を含む)】
| 種類 | 最小かぶり(mm) | ||||
| 短期 | 標準 | 長期 | 超長期 | ||
| 屋内・屋外 | 屋内 | 屋外 | 屋内 | 屋外 | |
| 柱・梁・耐力壁 | 30 | 30 | 40 | 30 | 40 |
| 床スラブ・屋根スラブ | 20 | 20 | 30 | 30 | 40 |
| 土に接する柱・梁・床および布基礎の立上がり | 40 | ||||
| 基礎 | 60 | ||||
| 種類 | 設計かぶり(mm) | ||||
| 短期 | 標準 | 長期 | 超長期 | ||
| 屋内・屋外 | 屋内 | 屋外 | 屋内 | 屋外 | |
| 柱・梁・耐力壁 | 40 | 40 | 50 | 40 | 50 |
| 床スラブ・屋根スラブ | 30 | 30 | 40 | 40 | 40 |
| 土に接する柱・梁・床および布基礎の立上がり | 50 | ||||
| 基礎 | 70 | ||||
上表の通り、基礎は必ず地中に埋まっており、地上よりも過酷な環境のため、他部材よりも大きなかぶり厚さが設定されています
下図をみてください。基礎鉄筋のかぶり厚さを示しました。
基礎鉄筋のかぶり厚さは、捨てコンクリートの厚みを除くので注意しましょう。※捨てコンクリートは基礎部材では無いため。かぶり厚さの詳細は下記も参考になります。
設計かぶり厚さとは?1分でわかる意味、基礎、鉄筋との関係、最小かぶり厚さとの違い
最小かぶり厚さとは?1分でわかる意味、柱、壁のかぶり厚さ、設計かぶり厚さとの違い
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基礎鉄筋がD13の最小かぶり厚さは「60mm」です。よって設計かぶり厚さ=70mmとなります。かぶり厚さは、鉄筋径が変わっても同じ値です。
ただし、鉄筋のあきは鉄筋径に応じて変わります。「鉄筋のあき」の詳細は下記をご覧ください。
sd345とd13の関係は?1分でわかる関係、規格、重量、引張強度i>
混同しやすい用語
設計かぶり厚さ(基礎)
基礎鉄筋に対して設計図書に記載するかぶり厚さで、最小かぶり60mmに施工誤差を加えた70mmが一般的です。
最小かぶり厚さが法的に定められた下限値であるのに対して、設計かぶり厚さは施工誤差を見込んで最小値より大きく設定する設計値です。
捨てコンクリート(すてコン)
基礎の施工前に地盤を整地し、鉄筋の位置を固定するために打設する薄いコンクリートです。
基礎鉄筋のかぶり厚さが鉄筋表面からコンクリート表面までの保護コンクリートの厚さであるのに対して、捨てコンクリートはかぶりの計算対象外の作業用コンクリートです。
今回は基礎鉄筋のかぶり厚さについて説明しました。基礎鉄筋のかぶり厚さは「最小かぶり厚さで60mm」「設計かぶり厚さで70mm」です。
基礎は常に地中に埋まっており過酷な環境下にあるため、柱、梁などの部材と比べて、かぶりの値が大きくなります。基礎の意味、かぶりの考え方など下記も勉強しましょう。
基礎とは?1分でわかる意味、鉄筋、建築物の基礎とコンクリートの関係
基礎鉄筋とは?1分でわかる意味、種類、太さ、位置、ピッチ、かぶり厚さ
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
試験では基礎のかぶり厚さの数値(最小60mm・設計70mm)と、一般部材との比較が問われます。
基礎のかぶりが厚い理由(土中・水中環境での耐久性確保)を理解することで、かぶり規定の体系が把握できます。
捨てコンクリートはかぶり厚さの計算に含まれないことも、施工管理の観点から重要な知識です。