【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
砕石(さいせき)はコンクリートの原料である粗骨材の1つです。砕石とは、採掘場で採取した岩を所定のサイズになるよう粉砕したものです。
粗骨材には他にも川砂利、山砂利など色々な種類がありますが、最も使用量が多いものが「砕石」です。
なお、コンクリート用の砕石の規格はJISA5505に規定されます。今回は砕石とコンクリートの関係、使う理由、種類とサイズ、他の骨材と混ぜても良いか説明します。
砕石の詳細、粗骨材の意味は下記も参考になります。
基礎の砕石とは?1分でわかる意味、割栗石との違い、目的、種類、価格
粗骨材とは?1分でわかる意味、定義、読み方、最大寸法との関係
砕石(さいせき)はコンクリートの原料である粗骨材(そこつざい)の1つです。砕石とは、採掘場で採取した岩を所定のサイズになるよう粉砕したものです。
昔は粗骨材=川砂利でした。ところが河川保護の観点から川砂利の採取が規制され、山砂利や陸砂利が使用されるようになります。
現在では砕石の使用量が最も多く、コンクリートに用いる粗骨材使用量の半数が砕石です。なお、コンクリートに用いる砕石はJISA5505に規定されます。砕石の規格は下表をご覧ください。
品質項目 | 砕石 |
絶乾密度(g/cm3) | 2.5以上 |
吸水率(%) | 3.0以下 |
単位容積質量(kg/l) | - |
安全性試験における損失質量分率(%) | 12以下 |
すりへり減量(%) | 40以下 |
粒形判定実積率(%) | 56以上 |
微粒分量(%) | 3.0以下 |
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
砕石のサイズ(最大寸法)を下表に示します(単位:mm)。
使用箇所 | 砂利 | 砕石・高炉スラグ粗骨材 |
柱・梁・スラブ・壁 | 20,25 | 20 |
基礎 | 20,25,40 | 20,25,40 |
砕石は大きい方が良質なコンクリートになります。ただ砕石が大きすぎると鉄筋の間を砕石が通らない可能性があります。そこで上表のように砕石のサイズが規定されています。
砕石の最大寸法は下記をご覧ください。
粗骨材の最大寸法は?1分でわかる求め方と計算、読み方、かぶりとの関係
また粗骨材は砕石だけでなく下記の種類などがあります。
・川砂利
・山砂利
・陸砂利
・高炉スラグ骨材
結論から言うと「混ぜても良い」です。実際、粗骨材を混合することはあります。ただし混合する前の粗骨材の品質を満足する必要があります。
今回は砕石とコンクリートの関係について説明しました。砕石とはコンクリートの原料である粗骨材の1つです。
色々な種類の粗骨材がある中で、最も使用量の多い材料です。コンクリートに用いる砕石の規格はJISA5505に規定されます。砕石の詳細、粗骨材の意味など下記も勉強しましょうね。
基礎の砕石とは?1分でわかる意味、割栗石との違い、目的、種類、価格
粗骨材とは?1分でわかる意味、定義、読み方、最大寸法との関係
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート