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基礎下には、普通、砕石や割栗石を敷きます。砕石を敷く目的は、掘削した地盤面の安定化(沈下しないこと)です。
今回は、基礎の砕石の意味、割栗石との違い、目的、種類、価格について説明します。
また、砕石の上は「捨てコンクリート」を敷きます。捨てコンクリートの意味は、下記が参考になります。
砕石の比重、割栗石の意味は下記を参考にしてくださいね。
割栗石とは?1分でわかる意味、定義、比重、砕石との違い、基礎との関係
基礎の下には、普通、砕石や割栗石を敷きます。下図をみてください。直接基礎の断面図です。
根切りした地盤面に、砕石を敷き詰めます。その上に捨てコンクリートを敷き、基礎のフーチングをつくります。
基礎下に砕石を敷くときの手順を整理しました。
基礎下に使える砕石は、公共建築工事標準仕様書によると、
などです。粒度はJISA5001に規定されるC-40程度を用いて良いです(0~40mm程度)。砕石を敷き詰める厚さは、普通60mm程度です。
再生クラッシャランは、コストが安く、標準的に使われる砕石の1つです。
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基礎下に砕石を敷く理由は、「地盤面の安定化」です。
根切りをすると、根切り底(砕石を敷き詰める面)が乱されています。
乱された土は沈下しやすいので、安定化、平滑化させます。根切り面が安定しないと、基礎が傾く可能性もあるからです。
※根切りの意味、乱された土の意味は、下記が参考になります。
根切りとは?1分でわかる意味、山留、埋戻し、根切り深さとの関係
また、基礎下を地盤改良する場合、砕石は不要です。地盤改良した地盤は、とても固く沈下しません。
砕石を敷く意味が無いのです。地盤改良の意味は、下記が参考になります。
地盤改良とは?1分でわかる意味、工法の種類、表層改良と柱状改良
砕石には、色々な種類があります。また、砕石と似た用語の「割栗石」との違いを整理しました。
割栗石の詳細は下記が参考になります。
割栗石とは?1分でわかる意味、定義、比重、砕石との違い、基礎との関係
再生クラッシャランは、コンクリートを砕いたものです。基礎下の砕石として利用可能です。
普通の「砕石」は、岩石を砕いたものです。割栗石は、砕石の中でも径が大きなものです。
公共工事標準仕様書では、再生クラッシャランが標準的に利用できます。
前述した砕石は、価格が大きく違います。下記に砕石の価格を整理しました。
単位は「円/m^3」です。なお、価格は常に変動します。下記の値は参考程度に留めてくださいね。
割栗石の方が、とても高価だと分かりますね。再生クラッシャランが最も安価です。再生クラッシャランは、コンクリートを砕いたものなので、環境にも優しいです。
今回は砕石について説明しました。基礎下には、普通、砕石や割栗石を敷きます。砕石を敷く目的は、掘削した地盤面の安定化(沈下しないこと)です。
また、公共工事で標準的に使う砕石が何か、覚えておきましょう。
今回紹介した砕石の価格は参考ですが、「再生クラッシャランが最も安価」と考えて良いです。
砕石を勉強した後は、捨てコンクリート、砕石の比重なども理解してくださいね。
割栗石とは?1分でわかる意味、定義、比重、砕石との違い、基礎との関係
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