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絶対容積(ぜったいようせき)とは、フレッシュコンクリートにおける各材料の占める容積です。
各材料には「水、セメント、細骨材、粗骨材」があります。各材料の絶対容積の値を用いて細骨材率やコンクリートの空気量を算定できます。
今回は絶対容積の意味、計算、骨材の割合、空気量との関係について説明します。細骨材率、コンクリートの空気量の求め方は下記が参考になります。
コンクリートの空気量とは?1分でわかる規格、単位、許容値、計算式
絶対容積(ぜったいようせき)とは、フレッシュコンクリートにおける各材料の占める容積です。
絶対容積の単位はL/m^3などを使います。コンクリートの配合に利用する値です。各材料には、
・水
・セメント
・細骨材
・粗骨材
があります。また、上記の絶対容積を用いて細骨材率やコンクリートの空気量を計算できます。細骨材率、コンクリートの空気量の詳細は下記をご覧ください。
コンクリートの空気量とは?1分でわかる規格、単位、許容値、計算式
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絶対容積の骨材(細骨材、粗骨材)の割合から、細骨材率を算定できます。細骨材の絶対容積をA、粗骨材の絶対容積をBとするとき細骨材率は下式で求めます。
例えば細骨材と粗骨材の絶対容積が300L/m3とします。細骨材率は
となります(※実際の値ではなく計算例を示しました)。
コンクリートには僅かに「空気」が含まれています。空気はとても軽いので質量としては0ですが、容積は0では無いです。フレッシュコンクリートに含まれる空気量は下式で計算します。
空気量の詳細は下記をご覧ください。
コンクリートの空気量とは?1分でわかる規格、単位、許容値、計算式
今回は絶対容積について説明しました。絶対容積とはフレッシュコンクリートにおける各材料が占める容積の値です。
各材料とは、水、セメント、細骨材、粗骨材の絶対容積です。フレッシュコンクリートの配合で必ず必要な値です。下記も勉強しましょう。
単位セメント量とは?1分でわかる意味、求め方と計算、最小値とワーカビリティの関係
単位水量とは?1分でわかる意味、規準、水セメント比、コンクリートの種類との関係
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