この記事の要点
絶対容積とは、コンクリートを構成する材料(セメント・水・骨材・空気)の真の体積の合計で、配合設計において各材料の割合を計算するための基本概念である。
コンクリート1m3の絶対容積の合計は必ず1000L(1 m3)となり、各材料の質量を密度で割ることで絶対容積を求め、配合設計を完成させる。
この記事では、絶対容積とは何か、空気量とどう関係するのかを整理します。
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絶対容積(ぜったいようせき)とは、フレッシュコンクリートにおける各材料の占める容積です。
各材料には「水、セメント、細骨材、粗骨材」があります。各材料の絶対容積の値を用いて細骨材率やコンクリートの空気量を算定できます。
今回は絶対容積の意味、計算、骨材の割合、空気量との関係について説明します。細骨材率、コンクリートの空気量の求め方は下記が参考になります。
コンクリートの空気量とは?規格・許容値4?6%・計算式を解説
絶対容積(ぜったいようせき)とは、フレッシュコンクリートにおける各材料の占める容積です。
絶対容積の単位はL/m^3などを使います。コンクリートの配合に利用する値です。各材料には、
・水
・セメント
・細骨材
・粗骨材
があります。また、上記の絶対容積を用いて細骨材率やコンクリートの空気量を計算できます。細骨材率、コンクリートの空気量の詳細は下記をご覧ください。
コンクリートの空気量とは?規格・許容値4?6%・計算式を解説
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絶対容積の骨材(細骨材、粗骨材)の割合から、細骨材率を算定できます。細骨材の絶対容積をA、粗骨材の絶対容積をBとするとき細骨材率は下式で求めます。
例えば細骨材と粗骨材の絶対容積が300L/m3とします。細骨材率は
となります(※実際の値ではなく計算例を示しました)。
コンクリートには僅かに「空気」が含まれています。空気はとても軽いので質量としては0ですが、容積は0では無いです。フレッシュコンクリートに含まれる空気量は下式で計算します。
空気量の詳細は下記をご覧ください。
コンクリートの空気量とは?規格・許容値4?6%・計算式を解説
絶対容積を整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 絶対容積の対象材料 | 水・セメント・細骨材・粗骨材 | コンクリート配合設計で使用する各材料の容積 |
| 細骨材率の計算 | 細骨材絶対容積÷(細骨材+粗骨材)×100 | 骨材の割合を表す重要な配合指標 |
| 空気量の算定 | (1000-各材料絶対容積合計)÷1000×100 | AE剤添加量で調整。増加すると骨材量が変動 |
今回は絶対容積について説明しました。絶対容積とはフレッシュコンクリートにおける各材料が占める容積の値です。
各材料とは、水、セメント、細骨材、粗骨材の絶対容積です。フレッシュコンクリートの配合で必ず必要な値です。下記も勉強しましょう。
単位セメント量とは?1分でわかる意味、求め方と計算、最小値とワーカビリティの関係
単位水量とは?185kg/m3以下の規準・水セメント比との関係
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絶対容積とは何ですか?
フレッシュコンクリートにおける各材料(水・セメント・細骨材・粗骨材)が占める容積のことです。単位はL/m3などを使い、コンクリートの配合に利用する値です。
絶対容積から細骨材率はどう求めますか?
細骨材の絶対容積をA、粗骨材の絶対容積をBとすると、細骨材率=A/(A+B)×100で求めます。例えばA・Bがともに300L/m3なら、細骨材率は50%になります。
絶対容積から空気量はどう計算しますか?
空気量=(1000−各材料の絶対容積の合計)/1000×100で計算します。空気は質量はほぼ0ですが容積は0ではないため、この差から算定します。
