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骨材とは?1分でわかる意味、種類、割合、粗骨材と細骨材の違い、コンクリートとの関係

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骨材(こつざい)とは、コンクリートの調合に必要な材料で、砂利や砂のことです。


コンクリートは水、セメント、骨材の3つを混ぜて作ります。また、骨材には粗骨材と細骨材の2種類があります。


今回は骨材の意味、種類、割合、粗骨材と細骨材の違い、コンクリートとの関係について説明します。


粗骨材、細骨材、セメントの意味は、下記が参考になります。

粗骨材とは?1分でわかる意味、定義、読み方、最大寸法との関係

細骨材とは?1分でわかる意味、読み方、粗骨材との違い、割合

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骨材とは?

骨材(こつざい)は、コンクリートの調合に必要な「砂利や砂」のことです。


コンクリートは、セメント、水、骨材の3つの材料からつくります。セメントと骨材が密着し一体となることで、高い強度を発揮します。骨材は、コンクリートに必須な材料です。


コンクリートの特徴は下記が参考になります。

普通コンクリートってなに?普通コンクリートの特徴、空気量、セメント量の規格


また、骨材を径で分類すると、粗骨材(そこつざい)と細骨材(さいこつざい)の2種類があります。


細骨材、セメントの意味、特徴は下記が参考になります。

細骨材とは?1分でわかる意味、読み方、粗骨材との違い、割合

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記事を書いた人

ハナダユキヒロ/建築学生が学ぶ「構造力学」

難解な構造力学、建築構造の用語を分かりやすく解説する専門家。高等専門学校在学中から建築学生が学ぶ「構造力学」を運営。その後、国立大学大学院⇒組織設計事務所⇒弊サイト運営に従事している。

著書:「わかる構造力学/工学社」、「わかる構造力学 改訂版/工学社」

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骨材の種類

骨材の種類は、重量または径で分類が可能です。重量による分類した骨材を下記に示します。


普通骨材

軽量骨材

重量骨材


名称を読んで分かるように、骨材の比重によって分類されます。


次に、径(サイズ)で分類した骨材を、下記に示します。


細骨材

粗骨材


細骨材は細かい砂、粗骨材は細骨材より大きな砂利です(細骨材と粗骨材の違いは、後述します)。粗骨材、細骨材の意味は下記が参考になります。

粗骨材とは?1分でわかる意味、定義、読み方、最大寸法との関係

細骨材とは?1分でわかる意味、読み方、粗骨材との違い、割合

粗骨材と細骨材の違いがわかるたった1つのポイント

最後に粗骨材と細骨材がわかるポイントを説明します。前述したようにズバリ大きさですが、覚えるのはたった1つ。


粗骨材は5mm目ふるいに質量で85%以上留まるもの


です。上記のふるいを通過する骨材は細骨材です。さらに細骨材は、10mm目ふるいを質量で100%通過する必要もあります。


ただ大まかには、「粗骨材は5mm目ふるいに質量で85%以上留まるもの」というポイントを覚えておけばOKです。


なお、全骨材に対する細骨材の割合を細骨材率といいます。細骨材率の意味は、下記が参考になります。

細骨材率の基礎知識、すぐに分かる計算方法とスランプの関係

骨材に求められる性能

前述したように骨材はコンクリートに必須な材料です。とはいえ、適当に拾った骨材を使うわけにもいきません。骨材には求められる性能があります。下記に示します。


・強度が大きいこと

・セメント、鉄筋に悪影響の無い品質であること(塩分を含んでいないことなど)

・耐火性、耐久性が高いこと

・吸水性が小さいこと

・丸みがあること。


などです。上記を満たす骨材の代表が川砂利です。川は汽水なので塩分を含まず、丸みを帯びています。


もちろん強度面、耐久性も問題ありません。昔は川砂利が利用され続けてきましたが、現在は枯渇を恐れ、海砂利を利用することもあります。


ただし、海砂利は塩分を含みます。塩分は鉄筋を錆びさせるため、規定の塩分量を超えない骨材を用います。

細骨材、粗骨材の割合

コンクリートの調合では、骨材(細骨材+粗骨材)は、容積比で7割程度入ります。


例えば、絶対容積を1000L/m3とするとき、細骨材と粗骨材を合わせて700L/m3です。


細骨材、粗骨材の割合を計算する方法は、下記が参考になります。

細骨材率の基礎知識、すぐに分かる計算方法とスランプの関係

まとめ

今回は骨材について説明しました。骨材は、コンクリートに必須な材料です。


骨材(こつざい)とは、コンクリートの調合に必要な材料で、砂利や砂のことです。


骨材の意味だけでなく、求められる性能、細骨材と粗骨材の違いを覚えてくださいね。

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