この記事の要点
骨材はコンクリートに必須の材料(砂利・砂)で、粗骨材と細骨材の2種類に分類され、コンクリート体積の約7割を占める。
粗骨材は5mm目ふるいに85%以上留まるもの、細骨材はそれを通過するもので、骨材の品質(塩分・強度など)はコンクリートの性能に直結する。
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骨材(こつざい)とは、コンクリートの調合に必要な材料で、砂利や砂のことです。
コンクリートは水、セメント、骨材の3つを混ぜて作ります。また、骨材には粗骨材と細骨材の2種類があります。
今回は骨材の意味、種類、割合、粗骨材と細骨材の違い、コンクリートとの関係について説明します。
粗骨材、細骨材、セメントの意味は、下記が参考になります。
粗骨材とは?1分でわかる意味、定義、読み方、最大寸法との関係
骨材(こつざい)は、コンクリートの調合に必要な「砂利や砂」のことです。
コンクリートは、セメント、水、骨材の3つの材料からつくります。セメントと骨材が密着し一体となることで、高い強度を発揮します。骨材は、コンクリートに必須な材料です。
コンクリートの特徴は下記が参考になります。
普通コンクリートってなに?普通コンクリートの特徴、空気量、セメント量の規格
また、骨材を径で分類すると、粗骨材(そこつざい)と細骨材(さいこつざい)の2種類があります。
細骨材、セメントの意味、特徴は下記が参考になります。
セメントとモルタル、コンクリートの特徴、違いを知るたった1つのポイント
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骨材の種類は、重量または径で分類が可能です。重量による分類した骨材を下記に示します。
普通骨材
軽量骨材
重量骨材
名称を読んで分かるように、骨材の比重によって分類されます。
次に、径(サイズ)で分類した骨材を、下記に示します。
細骨材
粗骨材
細骨材は細かい砂、粗骨材は細骨材より大きな砂利です(細骨材と粗骨材の違いは、後述します)。粗骨材、細骨材の意味は下記が参考になります。
粗骨材とは?1分でわかる意味、定義、読み方、最大寸法との関係
最後に粗骨材と細骨材がわかるポイントを説明します。前述したようにズバリ大きさですが、覚えるのはたった1つ。
粗骨材は5mm目ふるいに質量で85%以上留まるもの
です。上記のふるいを通過する骨材は細骨材です。さらに細骨材は、10mm目ふるいを質量で100%通過する必要もあります。
ただ大まかには、「粗骨材は5mm目ふるいに質量で85%以上留まるもの」というポイントを覚えておけばOKです。
なお、全骨材に対する細骨材の割合を細骨材率といいます。細骨材率の意味は、下記が参考になります。
前述したように骨材はコンクリートに必須な材料です。とはいえ、適当に拾った骨材を使うわけにもいきません。骨材には求められる性能があります。下記に示します。
・強度が大きいこと
・セメント、鉄筋に悪影響の無い品質であること(塩分を含んでいないことなど)
・耐火性、耐久性が高いこと
・吸水性が小さいこと
・丸みがあること。
などです。上記を満たす骨材の代表が川砂利です。川は汽水なので塩分を含まず、丸みを帯びています。
ただし、海砂利は塩分を含みます。塩分は鉄筋を錆びさせるため、規定の塩分量を超えない骨材を用います。
コンクリートの調合では、骨材(細骨材+粗骨材)は、容積比で7割程度入ります。
例えば、絶対容積を1000L/m3とするとき、細骨材と粗骨材を合わせて700L/m3です。
細骨材、粗骨材の割合を計算する方法は、下記が参考になります。
混同しやすい用語
粗骨材
5mm目ふるいに質量で85%以上留まる大きな骨材(砂利)で、コンクリートの骨格を形成する。
細骨材に対して、粗骨材は粒径が大きくコンクリートの強度・耐久性により大きく寄与する。
細骨材
5mm目ふるいをほぼ通過し10mm目ふるいを100%通過する小さな骨材(砂)のこと。
粗骨材に対して、細骨材はより細かく空隙を埋める役割を担い、細骨材率で配合における割合が管理される。
| 比較項目 | 粗骨材 | 細骨材 |
|---|---|---|
| 定義 | 5mm目ふるいに85%以上残留 | 5mm目ふるいを85%以上通過 |
| 主な材料 | 砂利・砕石 | 砂 |
| 粒径の目安 | 5mm以上 | 5mm以下 |
| 主な役割 | コンクリートの骨格・強度確保 | 隙間を埋めワーカビリティ改善 |
今回は骨材について説明しました。骨材は、コンクリートに必須な材料です。
骨材(こつざい)とは、コンクリートの調合に必要な材料で、砂利や砂のことです。
骨材の意味だけでなく、求められる性能、細骨材と粗骨材の違いを覚えてくださいね。
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粗骨材とは?1分でわかる意味、定義、読み方、最大寸法との関係
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
建築士試験では粗骨材の定義(5mm目ふるいに85%以上留まる)と細骨材率の概念が頻出です。
海砂利使用時の塩分規定など骨材品質に関する条件も試験に出るので合わせて確認しましょう。