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骨材(こつざい)とは、コンクリートの調合に必要な材料で、砂利や砂のことです。
コンクリートは水、セメント、骨材の3つを混ぜて作ります。また、骨材には粗骨材と細骨材の2種類があります。
今回は骨材の意味、種類、割合、粗骨材と細骨材の違い、コンクリートとの関係について説明します。
粗骨材、細骨材、セメントの意味は、下記が参考になります。
粗骨材とは?1分でわかる意味、定義、読み方、最大寸法との関係
骨材(こつざい)は、コンクリートの調合に必要な「砂利や砂」のことです。
コンクリートは、セメント、水、骨材の3つの材料からつくります。セメントと骨材が密着し一体となることで、高い強度を発揮します。骨材は、コンクリートに必須な材料です。
コンクリートの特徴は下記が参考になります。
普通コンクリートってなに?普通コンクリートの特徴、空気量、セメント量の規格
また、骨材を径で分類すると、粗骨材(そこつざい)と細骨材(さいこつざい)の2種類があります。
細骨材、セメントの意味、特徴は下記が参考になります。
セメントとモルタル、コンクリートの特徴、違いを知るたった1つのポイント
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骨材の種類は、重量または径で分類が可能です。重量による分類した骨材を下記に示します。
普通骨材
軽量骨材
重量骨材
名称を読んで分かるように、骨材の比重によって分類されます。
次に、径(サイズ)で分類した骨材を、下記に示します。
細骨材
粗骨材
細骨材は細かい砂、粗骨材は細骨材より大きな砂利です(細骨材と粗骨材の違いは、後述します)。粗骨材、細骨材の意味は下記が参考になります。
粗骨材とは?1分でわかる意味、定義、読み方、最大寸法との関係
最後に粗骨材と細骨材がわかるポイントを説明します。前述したようにズバリ大きさですが、覚えるのはたった1つ。
粗骨材は5mm目ふるいに質量で85%以上留まるもの
です。上記のふるいを通過する骨材は細骨材です。さらに細骨材は、10mm目ふるいを質量で100%通過する必要もあります。
ただ大まかには、「粗骨材は5mm目ふるいに質量で85%以上留まるもの」というポイントを覚えておけばOKです。
なお、全骨材に対する細骨材の割合を細骨材率といいます。細骨材率の意味は、下記が参考になります。
前述したように骨材はコンクリートに必須な材料です。とはいえ、適当に拾った骨材を使うわけにもいきません。骨材には求められる性能があります。下記に示します。
・強度が大きいこと
・セメント、鉄筋に悪影響の無い品質であること(塩分を含んでいないことなど)
・耐火性、耐久性が高いこと
・吸水性が小さいこと
・丸みがあること。
などです。上記を満たす骨材の代表が川砂利です。川は汽水なので塩分を含まず、丸みを帯びています。
ただし、海砂利は塩分を含みます。塩分は鉄筋を錆びさせるため、規定の塩分量を超えない骨材を用います。
コンクリートの調合では、骨材(細骨材+粗骨材)は、容積比で7割程度入ります。
例えば、絶対容積を1000L/m3とするとき、細骨材と粗骨材を合わせて700L/m3です。
細骨材、粗骨材の割合を計算する方法は、下記が参考になります。
今回は骨材について説明しました。骨材は、コンクリートに必須な材料です。
骨材(こつざい)とは、コンクリートの調合に必要な材料で、砂利や砂のことです。
骨材の意味だけでなく、求められる性能、細骨材と粗骨材の違いを覚えてくださいね。
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