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sd345の許容応力度は、長期で215N/m㎡、短期で345N/m㎡です。
降伏点はjisで規定されますが、許容応力度および材料強度は、建築物の構造関係技術基準解説書に規定されます。
今回は、sd345の許容応力度と値、鉄筋の許容応力度の計算式について説明します。sd345の規格、許容応力度の意味、構造関係技術基準解説書は、下記が参考になります。
sd345とは?1分でわかる意味、ヤング率、許容応力度、sd295aとの違い
sd345の許容応力度を、下記に示します。
長期許容応力度 ⇒ 215N/m㎡
短期許容応力度 ⇒ 345N/m㎡
短期許容応力度の値は、sd345の降伏点の下限値と一致します。
sd345に限らず、異形鉄筋は「sd」の後に続く数字が、鉄筋の降伏点の下限値を表します。sd345の規格は、下記が参考になります。
sd345とは?1分でわかる意味、ヤング率、許容応力度、sd295aとの違い
なお、sd345の引張強度は490N/m㎡以上と規定されます。その他、鉄筋にはsd295a、sd390などがあります。規格や特徴は下記が参考になります。
SD295Aの規格が丸わかり!SD295Aの規格、機械的性質、化学成分
sd390とは?1分でわかる意味、許容応力度、鉄筋径、ヤング率
許容応力度の意味は、下記が参考になります。
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sd345を含め、鉄筋の許容応力度は、下記の書籍に定義されます。
sd345の材料強度F値は、
345N/m㎡
です。材料強度、F値の意味は、下記が参考になります。
F値を用いて、sd345の許容応力度は、下記の通り定義されます。
長期許容応力度 ⇒ F/1.5(ただし、215を超える場合、215とする)
短期許容応力度 ⇒ F
上記より、短期許容応力度は345N/m㎡です。長期許容応力度を計算すると、
F/1.5=345/1.5=230>215
なので、長期許容応力度は215N/m㎡です。
構造計算の実務では、sd345の許容応力度は度々使います。215、345の値は、暗記すると良いでしょう。また、sd295aの値も同様です(長期195、短期295)。
今回はsd345の許容応力度について説明しました。sd345の許容応力度は、長期で215N/m㎡、短期で345N/m㎡です。
sd345に限らず、鉄筋の材料強度や許容応力度は、構造関係技術基準解説書(以下、黄色本)に定義されます。
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